令和2年から花粉症の苦しみは減ります!ワセリンで鼻バリア!

ためしてガッテン・放送翌日の朝、もう品切

今シーズンの花粉症は

お陰様で楽でした!!

令和突入の寸前の3月、4月

2019年3月・4月

私は軽く乗り越えることが出来ました~

来年・・令和2年の花粉症はこれで

楽勝!苦しみは確実に、減ります!もう一度言います。

苦しみは減ります!!

NHK「ガッテン」情報です!国民病「花粉症」の方に朗報です。

ワセリンを鼻の穴に塗るとバリアになり、花粉症の症状が改善されます。

放映翌日の朝の在庫、これしかありませんでした。

見ました!?

もうすぐ令和ですが、平成31年4月3日のNHK「ガッテン!花粉症研究者も驚きの新対策 鼻バリアだっ!』で朗報が飛び込みました❗️

花粉症の皆さん、

令和時代、とうとう!

人生変わります!

鼻の穴の入り口に少し塗るだけで

花粉症の症状が発生しないのです!

何故発症しないのか?

花粉症の特効薬!

それは、ワセリンの油分が、花粉をキャッチし、その花粉の殻を破らせない(割らせない・・・割れない・)のです。

花粉が割れて、その中身が花粉症の発生源なのだそう。

花粉の中身が飛び散って、鼻の粘膜や涙腺に悪さをするのです。

花粉をキャッチし、花粉症を発症しない成分が「ワセリン」にはあるのです!

もう飲み薬も要らなくなるでしょう!?

ワセリン

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img56192724.jpg です
製造メーカーはたくさんあります!

ドラッグストアに行けばどこでもあります。

もう処方箋の薬も不要になると思います!↓

私の飲んでいた処方薬「ディレグラ」はもう不要?

花粉症よさらば!

その他、従来の対策方法です

じゃばらパウダー

2019年3月に某TV番組で紹介された花粉症の特効薬ともいえる「じゃばらパウダー」

あっという間にお茶の間の評判が評判を呼び、品薄状態となっています。

じゃばらパウダーなど、健康食材に頼ることを否定するわけではありませんが、今回は日常の生活を考える「セルフケア」で予防することに観点を絞りました。

予防するに超したことはありません。

記事更新日:2019.03.09 11:45

花粉症の人にとって、春先はつらい症状に悩まされる季節。花粉症は、花粉によって 起こされるアレルギー疾患で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。

日本医科大学大学院医学研究科頭頸部・感覚器科学教授で、花粉症治療、特に舌下免疫療法の研究・治療に当たっている大久保公裕先生に、花粉症の症状を軽減するセルフケアの方法をお聞きしました。

鼻づまりに効果的! お風呂で鼻うがい+蒸しタオル

鼻の中には鼻毛や粘膜があり、花粉やウイルスなどの侵入を防ぐ役割を果たしています。花粉症を防ぐためにも、鼻で呼吸をするのが適していますが、花粉症で鼻がつまっていると鼻呼吸がしづらくなります。

そこで、お風呂の中で「鼻うがい」と「蒸しタオル」をすると鼻がすっきりします。

鼻うがいのやり方は、洗浄液を容器に入れ、鼻の中に容器の先を当てて「あー」と声を出しながら洗浄液を注ぐと、反対側の鼻の穴と口から洗浄液が出てきます。

鼻うがい

蒸しタオルは、お湯につけて軽く絞ったタオルを鼻の上部に当て、湯船から立ち上る湯気を鼻から吸い込みます。こうすると鼻が温まって血行が良くなり、鼻づまりが改善します。

鼻づまり蒸しタオル

交感神経を刺激する! 汗ばむ程度のウオーキング

自律神経(私たちの意志とは無関係に血管や内臓などの働きを支配している神経)には、心身を活発にする交感神経と、心身をリラックスさせる副交感神経の2種類があり、両者の神経がバランス良く働くことによって、心身の調子が整えられます。

鼻の中にも自律神経があり、副交感神経の働きが過剰になると鼻水やくしゃみが出やすくなります。鼻の症状を防ぐためには、交感神経を刺激して活発にさせる運動をすると効果的です。

花粉の飛散量が少ない午前中に、汗ばむ程度の速さで30分ほど歩くウオーキングを続けてみましょう。

 

鼻づまりの応急措置に! ペットボトルの脇挟み

体の側面を圧迫すると、その反対側の交感神経が刺激され、一時的に鼻づまりが改善します。

鼻づまりを起こしている鼻の穴と反対側の脇の下に、液体の入ったペットボトルを挟み、ギュッと圧をかけます。鼻づまりが改善する効果は長続きしませんが、どうしても困ったときに試してみるとよいでしょう。

 

鼻の通りを良くする「たまねぎ深呼吸」

たまねぎに含まれる硫化アリルという成分には、抗菌・殺菌効果や新陳代謝を活発にする働きがあります。また、たまねぎの皮にはケルセチンという成分も含まれ、アレルギーを引き起こすヒスタミンの発生を抑えます。

こうしたたまねぎの働きを利用した「たまねぎ深呼吸」をすれば、鼻の通りが良くなります。やり方は、皮付きのたまねぎを薄く輪切りにして皿などに盛り、たまねぎに顔を近づけ、鼻から息を吸い込み、吐き出すことを繰り返します。

 

花粉をブロックするための日常生活の工夫

[外出時]

外出時服装

【帽子】髪に花粉がつきやすいため、髪を覆うような深い帽子が最適。

【眼鏡】コンタクトレンズを使っている人は、目をこすると症状が悪化するため、調子の悪いときには眼鏡に替える。

【マスク】

・鼻から顎までしっかり覆うように装着する。

・ワイヤーの入ったマスクを使うときは、ワイヤーの部分を上にし、鼻の形に合わせて変形させ、マスクを顔に密着させる。

・マスクを外すときは、鼻や口に手を触れずに、ゴムひもを持ってそっと外す。外したら、ビニール袋などに入れて袋を閉じ、処分する。

【上着・コート】表面がツルツル・スベスベした素材のものを選ぶと花粉がつきにくい。

[家庭内]

●帰宅したら、玄関の外で衣服や帽子、バッグなどについた花粉を払い落とす。家に入ったら、すぐに手洗い、うがい、洗顔をする。

●花粉が飛散している日は、窓や玄関をなるべく開けない(換気扇や空気洗浄機などを利用する)。

●室内が乾燥していると花粉が舞いやすくなるため、加湿器などを使って室内の湿度を50 ~ 60%に保つ。

●掃除機をかけると室内の花粉が舞い上がってしまうため、最初にモップや雑巾などで汚れを拭き取ってから掃除機をかける。

●洗濯物はできるだけ部屋干しにし、花粉の少ない日を選んで外に干す。取り込むときには十分に花粉を払い落とす。

<コラム>

知ってた!? スギ花粉症の人はトマトを食べると口の中がかゆくなることも

花粉症の人は、ある特定の食べ物に対するアレルギーがある場合があり、その食べ物を食べると、口の中がかゆくなったり、腫れてきたりすることがあります。こうした反応が起こるのは、その花粉と食べ物に含まれる成分が似ているからです。症状が現れた場合は、その食品を食べるのは避けるようにしましょう。

花粉に反応する可能性のある食物

監修=大久保公裕 文=髙森千織子

※この記事は『毎日が発見』2018年2月号に掲載の内容です。

花粉症(花粉アレルギー)〔かふんしょう(かふんあれるぎー)〕

記事更新日:2018.05.01

花粉が飛散する季節に一致して、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻症状(アレルギー性鼻炎)、目のかゆみ、流涙(りゅうるい)、異物感、充血などの眼症状が出現します。鼻、眼症状が強いときには鼻痛、咽頭(いんとう)腫脹感、咽頭痛、せき、腹痛、下痢、皮膚炎、頭痛、全身倦怠(けんたい)感、微熱などもみられます。ぜんそくを引き起こすことはまれですが、ぜんそくの患者さんの過半数が花粉症やアレルギー性鼻炎をもっています。
 なお、北海道に多いシラカバ花粉症患者の約半数では、シラカバと抗原が類似したマンゴー、リンゴ、サクランボ、西洋ナシ、セロリ、ニンジン、大豆、ヘーゼルナッツなどを食べると、30分以内に口内にかゆみやビリビリ感が生じる口腔(こうくう)アレルギー症候群を合併することが知られています。北海道以外の地域でも、シラカバと同じくカバノキ科に属するハンノキで花粉症をもっていると、口腔アレルギー症候群が起こりやすくなります。花粉の飛散時期がスギと重なるので、ハンノキ花粉症は自分では気づきにくい病気といえます。

[原因]

スギ、ヒノキ、アカマツ、カモガヤ、イネ、ヨモギ、ブタクサ、カナムグラなどが頻度の高いアレルゲンですが、その多くは花粉が風で運ばれる風媒花(ふうばいか)です。
 地方によって時期は多少ずれますが、早春~春にはスギ、ついでヒノキ、マツ、ブナなどの樹木、初夏~夏にはイネ、カモガヤなどのイネ科植物、夏~秋にはヨモギ、ブタクサなどのキク科植物、カナムグラの花粉が飛散し、花粉症の原因となります。

次の記事です

花粉症よ、さようなら!

ワインで乾杯!!

チリワインの現状と展望、お薦めお宝チリワイン5選

じゃばらパウダーもいいけど、花粉症はセルフケアで予防!

どうも!はぎおまさるです!

本稿は、提携先のヘルスケア情報レタスクラブニュースより、有益な情報を抜粋してお届けしています。

今回は、国民病「花粉症」です。

毎年春に訪れる厄介者ですが、予防をするにはずっと前からケアする事が大事です。

一年中が対策日と思いましょう!

花粉症の新特効薬

じゃばらパウダー

前の時代「平成31年年3月」に某TV番組で紹介された花粉症の特効薬ともいえる「じゃばらパウダー」

あっという間にお茶の間の評判が評判を呼び、一時品薄状態となりました。

令和時代の花粉症時期にはまた品薄が予想されます!

じゃばらパウダーなど、健康食材に頼ることを否定するわけではありませんが、今回は日常の生活を考える「セルフケア」で予防することに観点を絞りました。

鼻うがい、蒸しタオル、たまねぎ深呼吸…花粉症はセルフケアで予防!

予防するに超したことはありません。

花粉症の人にとって、春先はつらい症状に悩まされる季節。花粉症は、花粉によって 起こされるアレルギー疾患で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。

日本医科大学大学院医学研究科頭頸部・感覚器科学教授で、花粉症治療、特に舌下免疫療法の研究・治療に当たっている大久保公裕先生に、花粉症の症状を軽減するセルフケアの方法をお聞きしました。

鼻づまりに効果的! お風呂で鼻うがい+蒸しタオル

鼻の中には鼻毛や粘膜があり、花粉やウイルスなどの侵入を防ぐ役割を果たしています。花粉症を防ぐためにも、鼻で呼吸をするのが適していますが、花粉症で鼻がつまっていると鼻呼吸がしづらくなります。

そこで、お風呂の中で「鼻うがい」と「蒸しタオル」をすると鼻がすっきりします。

鼻うがいのやり方は、洗浄液を容器に入れ、鼻の中に容器の先を当てて「あー」と声を出しながら洗浄液を注ぐと、反対側の鼻の穴と口から洗浄液が出てきます。

鼻うがい

蒸しタオルは、お湯につけて軽く絞ったタオルを鼻の上部に当て、湯船から立ち上る湯気を鼻から吸い込みます。こうすると鼻が温まって血行が良くなり、鼻づまりが改善します。

鼻づまり蒸しタオル

交感神経を刺激する! 汗ばむ程度のウオーキング

自律神経(私たちの意志とは無関係に血管や内臓などの働きを支配している神経)には、心身を活発にする交感神経と、心身をリラックスさせる副交感神経の2種類があり、両者の神経がバランス良く働くことによって、心身の調子が整えられます。

鼻の中にも自律神経があり、副交感神経の働きが過剰になると鼻水やくしゃみが出やすくなります。鼻の症状を防ぐためには、交感神経を刺激して活発にさせる運動をすると効果的です。

花粉の飛散量が少ない午前中に、汗ばむ程度の速さで30分ほど歩くウオーキングを続けてみましょう。

 

鼻づまりの応急措置に! ペットボトルの脇挟み

体の側面を圧迫すると、その反対側の交感神経が刺激され、一時的に鼻づまりが改善します。

鼻づまりを起こしている鼻の穴と反対側の脇の下に、液体の入ったペットボトルを挟み、ギュッと圧をかけます。鼻づまりが改善する効果は長続きしませんが、どうしても困ったときに試してみるとよいでしょう。

 

鼻の通りを良くする「たまねぎ深呼吸」

たまねぎに含まれる硫化アリルという成分には、抗菌・殺菌効果や新陳代謝を活発にする働きがあります。また、たまねぎの皮にはケルセチンという成分も含まれ、アレルギーを引き起こすヒスタミンの発生を抑えます。

こうしたたまねぎの働きを利用した「たまねぎ深呼吸」をすれば、鼻の通りが良くなります。やり方は、皮付きのたまねぎを薄く輪切りにして皿などに盛り、たまねぎに顔を近づけ、鼻から息を吸い込み、吐き出すことを繰り返します。

 

花粉をブロックするための日常生活の工夫

[外出時]

外出時服装

【帽子】髪に花粉がつきやすいため、髪を覆うような深い帽子が最適。

【眼鏡】コンタクトレンズを使っている人は、目をこすると症状が悪化するため、調子の悪いときには眼鏡に替える。

【マスク】

・鼻から顎までしっかり覆うように装着する。

・ワイヤーの入ったマスクを使うときは、ワイヤーの部分を上にし、鼻の形に合わせて変形させ、マスクを顔に密着させる。

・マスクを外すときは、鼻や口に手を触れずに、ゴムひもを持ってそっと外す。外したら、ビニール袋などに入れて袋を閉じ、処分する。

【上着・コート】表面がツルツル・スベスベした素材のものを選ぶと花粉がつきにくい。

[家庭内]

●帰宅したら、玄関の外で衣服や帽子、バッグなどについた花粉を払い落とす。家に入ったら、すぐに手洗い、うがい、洗顔をする。

●花粉が飛散している日は、窓や玄関をなるべく開けない(換気扇や空気洗浄機などを利用する)。

●室内が乾燥していると花粉が舞いやすくなるため、加湿器などを使って室内の湿度を50 ~ 60%に保つ。

●掃除機をかけると室内の花粉が舞い上がってしまうため、最初にモップや雑巾などで汚れを拭き取ってから掃除機をかける。

●洗濯物はできるだけ部屋干しにし、花粉の少ない日を選んで外に干す。取り込むときには十分に花粉を払い落とす。

<コラム>

知ってた!? スギ花粉症の人はトマトを食べると口の中がかゆくなることも

花粉症の人は、ある特定の食べ物に対するアレルギーがある場合があり、その食べ物を食べると、口の中がかゆくなったり、腫れてきたりすることがあります。こうした反応が起こるのは、その花粉と食べ物に含まれる成分が似ているからです。症状が現れた場合は、その食品を食べるのは避けるようにしましょう。

花粉に反応する可能性のある食物

監修=大久保公裕 文=髙森千織子

※この記事は『毎日が発見』2018年2月号に掲載の内容です。

花粉症(花粉アレルギー)

記事更新日:2018.05.01

花粉が飛散する季節に一致して、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻症状(アレルギー性鼻炎)、目のかゆみ、流涙(りゅうるい)、異物感、充血などの眼症状が出現します。鼻、眼症状が強いときには鼻痛、咽頭(いんとう)腫脹感、咽頭痛、せき、腹痛、下痢、皮膚炎、頭痛、全身倦怠(けんたい)感、微熱などもみられます。ぜんそくを引き起こすことはまれですが、ぜんそくの患者さんの過半数が花粉症やアレルギー性鼻炎をもっています。

なお、北海道に多いシラカバ花粉症患者の約半数では、シラカバと抗原が類似したマンゴー、リンゴ、サクランボ、西洋ナシ、セロリ、ニンジン、大豆、ヘーゼルナッツなどを食べると、30分以内に口内にかゆみやビリビリ感が生じる口腔(こうくう)アレルギー症候群を合併することが知られています。北海道以外の地域でも、シラカバと同じくカバノキ科に属するハンノキで花粉症をもっていると、口腔アレルギー症候群が起こりやすくなります。花粉の飛散時期がスギと重なるので、ハンノキ花粉症は自分では気づきにくい病気といえます。

[原因]

スギ、ヒノキ、アカマツ、カモガヤ、イネ、ヨモギ、ブタクサ、カナムグラなどが頻度の高いアレルゲンですが、その多くは花粉が風で運ばれる風媒花(ふうばいか)です。
 地方によって時期は多少ずれますが、早春~春にはスギ、ついでヒノキ、マツ、ブナなどの樹木、初夏~夏にはイネ、カモガヤなどのイネ科植物、夏~秋にはヨモギ、ブタクサなどのキク科植物、カナムグラの花粉が飛散し、花粉症の原因となります。

[発症のしくみ]

花粉に対するIgE抗体によるⅠ型(アナフィラキシー型)反応(アレルギーの型)が、花粉にさらされる鼻粘膜、眼結膜といった局所で起こるために発症します。

[診断]

毎年同じような季節に、鼻、眼症状が出現するときは、その時期に飛散する花粉アレルギーである可能性が考えられます。鼻の症状だけだとかぜと区別がつきにくいこともありますが、同時に眼症状もあると、アレルギーの可能性がきわめて高いといえます。
 鼻水は水様性(水っ鼻)であることがふつうですが、粘っこいとか黄色のときには感染症や副鼻腔炎のこともありますので、耳鼻科医に受診することをおすすめします。
 通年性に鼻、眼症状がある場合は複数の花粉アレルギーのこともありますが、花粉よりもハウスダスト、ダニ、カビ、およびイヌ、ネコなどのペットへのアレルギーである可能性が考えられます。
 血液検査で花粉と反応するIgE抗体を測定したり、皮膚テストを受けて陽性ならその花粉による花粉症と診断されます。皮膚テストとしては、プリックテストが簡便なのでよく用いられます。皮膚を針先で出血しない程度に穿刺(せんし:プリック)し、そこに抗原液を滴下して15~20分後の皮膚反応(発赤〈ほっせき〉とはれを計測)で判定します。

[治療][予防]

飛散量の多いときは、花粉にさらされないよう帽子、眼鏡、マスクをします。マスクは花粉用にフィルターのついたものが市販されています。外出から帰ったら外で衣服をたたいて花粉を落とす、洗顔をする、外気で換気をおこなったときは掃除をする、寝具を外では干さないなども有効です。
 薬物療法としては、飛散初期(症状の強い人はその1~2週間前から)から抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬を服用します。症状があるときは、抗アレルギー薬や副腎皮質ステロイド薬を点鼻したり、抗アレルギー薬を点眼します。なお、抗アレルギー薬は広く使われる用語であり、抗ヒスタミン薬や、他のいくつかの作用をもった薬を含んでいるので、一般社会では抗アレルギー薬と抗ヒスタミン薬は似た意味で使うこともあります。
 重症度に応じて、これらの薬の組み合わせをふやしていきます。特に鼻づまりが強いときは副腎皮質ステロイド薬の点鼻、抗アレルギー薬の一つの抗ロイコトリエン薬の服用、血管収縮薬の点鼻をおこないます。ただし、血管収縮薬の点鼻は即効性がありますが、指示された回数以上に用いたり使用を長く継続すると、使用後にかえって粘膜の血管が拡張したり、粘膜が萎縮して年中鼻症状が続くこともあります。そのため症状が改善されないときでも、点鼻は指示回数以内にとどめ、ほかの薬と併用して症状を抑えます(参照:花粉症(花粉アレルギー))。
 最近は、抗アレルギー薬と血管収縮薬を繰み合わせた内服薬も使われますが、鼻づまりが強いときに限定して内服するようにし、シーズン中ずっと続けるのは避けるのが望ましいです。副腎皮質ステロイド薬の点眼は、眼症状が特に強いときに使われますが、眼圧が上昇して緑内障を引き起こしたり、白内障を起こしやすくなるので、眼科の医師に相談してから開始するほうがいいでしょう。
 そのほか、スギ花粉の抽出液からつくられた舌下液が減感作療法(アレルゲン免疫療法)に使われるようになりました。症状がない時期から舌下液を使ってからだが慣れることで、花粉にさらされても花粉症の症状が少なくすむという治療法で、経験の多い医師のもとでおこなわれています。同じような舌下治療薬はダニについても使われています(ダニの場合は舌下錠)。オリジナルサイトへ

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アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!

単行本   NHKスペシャル取材班 (著)

文藝春秋

内容紹介

大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!

これまでアレルギーの”常識”とされてきた数々の情報。

「一度発症した花粉症は治らない」

「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」

「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」

「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」

「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」……。

これらはすべて、間違いでした!

20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー。

日本では国民の4人に1人が花粉症を、

赤ちゃんの10人に1人が食物アレルギーを発症しています。

アレルギーパンデミックとも言われるこの状況を打開する手はないのだろうか?

最新研究に迫ろうと始動した取材班が直面したのは、

医療の常識が根底から覆ろうとしている衝撃の事実でした。

カギを握る存在として注目されるのが、日本人研究者が発見した

新たな免疫細胞「Tレグ」です。

この細胞の働きが分かったことで、アレルギー発症メカニズムの解明が進み、

完治を目指す根治療法の研究が世界中で始まっています。

世界中の最新研究を丹念に取材し、アレルギーの予防と完治に向けた実践的な情報が詰まった一冊です。

【目次】

第1章 アレルギー患者のいないコミュニティーを追って

家畜との生活に秘密を発見

第2章 免疫の常識を大きく変えた「Tレグ」

日本人研究者が発見! 唯一の制御細胞

第3章 アレルギー予防の“常識”は間違いだらけだった!

根拠のない指針が患者を激増させたという真実

第4章 アレルギーの本当の原因に迫れ

「いつ」「どこから」入り込むかが分かれ道

第5章 アレルギーを完治させる! 驚きの最新治療法

体内の“天秤”をコントロールせよ!

※商品の詳細はリンク先サイトの商品説明をご参照ください。

(価格につきましては変動している可能性があります)

花粉症に効く?じゃばらパウダーもいいけど、安心予防のヨーグルト8選

はっ!

はっくしょい!!

てやんでい!・・ぐすっ、じゅる!!

くしゃみ 鼻水がとまりましぇん!!・・・・・・・・・・・・・

日本全国津々浦々、転勤で住み歩いています。日本全国辛い花粉の時期、どうお過ごしでしょうか⁉️ 春先だけでなく、一年中ケアが必要なんですよ。

そして、この情報化時代、様々な情報が錯綜してます。

ただし、ひとついえるのは、全て実証されているわけではありません。次に挙げる「じゃばらパウダーも然り、です。

小さなお子様に安心安全に「予防」を重視して欲しい!

この一念で本稿を執筆しました。

じゃばらパウダー

2019年3月に某TV番組で紹介された花粉症の特効薬ともいえる「じゃばらパウダー」

あっという間にお茶の間の評判が評判を呼び、

一時、品薄状態となりました。

来期も絶対に品薄でしょう。。

間違いありません!

じゃばらパウダーなど、健康食材に頼ることを否定するわけではありませんが、本稿では予防としてのヨーグルトに焦点を絞りました。

予防に勝るものはありません。

まずはメカニズムからきっちりと見ていきましょう。

花粉症のメカニズム

あらためて花粉症のメカニズムを知っておく必要があります。
本来、体には細菌や異物が侵入してきたら、それを排除しようとする免疫機能が備わっています。
花粉症の場合、花粉を侵入物とみなし、抗体をどんどん過剰に作っていきます。その際に多量に放出され化学物質(ヒスタミンなど)が粘膜の炎症を引き起こし、知覚神経を刺激することによって、くしゃみなどの症状が引き起こされます。
花粉がたくさん飛んでいると、この自己防衛反応も過剰になります。

遺伝子の関与

症状の差は、簡単にいうと免疫反応の差です。それを決定づけているもののひとつは遺伝子です。

免疫抑制遺伝子と呼ばれる遺伝子が、体内に抗体ができやすいかどうかに関与していると言われています。

こればっかりはそうしようもないところがありますが…。親が持っている遺伝子なら、子供にも遺伝するかもしれませんね。

鼻の粘膜の弱さ

花粉症がこれほど増加し続けている原因のひとつとして、現代人の鼻の粘膜が弱くなっていることも指摘されています。

粘膜が弱くなると、当然花粉が吸収されやすいですよね。

鼻の粘膜は外部から入ってきた異物をとらえ、内部に侵入させないように外に出してくれます。鼻水がある程度出してくれる役割を担っていると思いますが、それが追いつかないくらい過剰になったり、粘膜自体が弱っているため、排出しきれず体内に吸収してしまうんでしょう。

生活習慣の乱れ、ストレス

粘膜はとてもデリケートです。

過労や、それによるストレス、睡眠不足、体の冷え、乾燥や排気ガスなどの空気の影響を受けやすいです。

粘膜の働きが鈍くなると、異物を排除する機能が弱まり、簡単に花粉が粘膜内部に侵入してきてしまいます。

毎日遅くまで会社で働き、精神的なストレスも私の比じゃない旦那の花粉症がひどいのもうなづけますね。

一般的な花粉症対策

花粉症だけに限らず、免疫力を強化するということは、いろんな病気を未然に防げるとても大切なことのひとつですね。

一般的には、常にそのことを頭において、いろいろなことを取り入れています。

今回ご紹介するのは、特に免疫反応が過剰にならないようにするための工夫です。

ヨーグルトをオススメします。

ヨーグルトを毎朝食べる

花粉症とは、免疫機能の過剰反応が大きく関与していましたね。

免疫力アップの鍵は「腸」です!腸は体の中で最も大きい免疫器官です。腸内環境を整えることは、あらゆるアレルギー疾患を予防する最優先事項です。

今や世間の常識になりつつありますが、ヨーグルト。とっても手に入りやすいので、毎日取り入れてみてください。

乳酸菌は生きたまま腸にとどまることはできません。毎日コツコツ、少しずつでもいいので取り入れることも大事です。

発酵食品をいろいろな種類とる

こちらも、前述と同じ理由です。

様々な乳酸菌や酵母たちをいろんな食品からバランスよく取り入れることで、免疫細胞に働きかけ、機能のバランスを整えていきましょう。

一般的には
•ぬか漬け
•自家製味噌
•酵母パン
•納豆

を毎日摂るようにしましょう!

さらに、食物繊維が豊富な食品を合わせてとることで、腸内の大掃除ができます!
•海藻類
•ごぼうなどの根菜類
•高野豆腐などの乾物
•こんにゃく
•分付き米、雑穀、全粒粉

などを積極的にとってみましょう。

花粉症に効く?ヨーグルト

花粉症対策に効く食品といえば、プロバイオティクスが含まれているヨーグルトが真っ先に思い浮かぶ方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

乳酸菌・ビフィズス菌などのプロバイオティクスの免疫調整機能も免疫強化作用と同じくらい世間一般によく知られた効果といって良いと思います。

近年善玉菌の抗アレルギー効果はいろいろなメディアで取り上げられることも多いですね。

T細胞という免疫細胞のバランスが重要の乱れがアレルギーの原因

アレルギー症状の原因は免疫細胞のTh1細胞/Th2細胞のバランスの乱れが原因の一つと言われています。

Th2細胞が過剰に増え過ぎるとIgE抗体が多くなりすぎてしまい、アレルギー疾患を発症してしまうことが有ります。

また悪玉菌が多くなった腸内ではTh2細胞が優位に働くことも知られいます。

善玉菌を増やして悪玉菌を減らして腸内環境を改善することもアレルギー対策になるというわけです。

乳酸菌・ビフィズス菌による花粉症予防・症状軽減のメカニズム

善玉菌による花粉症予防・症状軽減のメカニズムは次のようなものです。

•腸内の悪玉菌を減少させ、その結果、優位に働いているTh2細胞を抑制する
•免疫調整作用のある善玉菌によって、Th1細胞/Th2細胞のバランスを改善する。
•アレルゲンを侵入を防ぐIgA抗体の産生を促す。

このような作用が花粉症の予防・症状軽減につながると考えられています。

花粉症を予防・改善するヨーグルトはどれか?

商品のパッケージや公式サイトなどで「花粉症の症状を緩和します」とは、薬事法違反となりますのでうたえません。「機能性表示食品」という表示はでてくるでしょう。

ということで、私達消費者はメーカー・研究機関などから発表されている研究成果を見て、抗アレルギー作用・花粉症予防・改善効果を予測して「ヨーグルト」を選ぶことになります。

花粉症の方にオススメのヨーグルトは?

ビフィズス菌BB536株

花粉症の方にオススメのヨーグルト・ビヒダス

ビヒダスには100gあたり20億個のビフィズス菌BB536株が含まれています。

ビヒダスは特定保健用食品ですので整腸作用に関しては消費者庁のお墨付きということになります。

※ビヒダスは整腸作用の認められた特定保健用食品ではありますが、医薬品はないので花粉症に対する効果の保証などはありません。

毎日継続して、食べ続ければ花粉症が緩和されるかもしれません。

花粉症に関して研究成果の豊富な菌といえばL-92乳酸菌が思い当たりますが、現在のところ、L-92乳酸菌入りのヨーグルトは販売されていないようです。

医薬品やサプリじゃなくて、ヨーグルトで花粉症の季節の乗り切りたい!という方のために、花粉症予防・症状改善の効果持つ乳酸菌・ビフィズス菌の善玉菌ごとにヨーグルト・乳酸菌飲料をまとめてみました。

ビフィズス菌は一般的に酸や酸素に弱いのが特徴で、生きた菌を摂取したとしても胃酸で死んでしまいます。

しかしビフィズス菌BB536は酸や酸素に強く、生きたまま大腸に到達することができます。

ビフィズス菌BB536株は森永乳業によって1969年に健康な乳幼児から発見されました。

その後も40年以上にわたって研究され続け、現在では世界30カ国以上でプロバイオティクスとして利用されるグローバルなビフィズス菌です。

ビフィズス菌BB536を関与成分として特定保健用食品になっているビヒダス

ビフィズス菌BB536株の効果

便秘の予防と解消

便秘気味の女性39名にビフィズス菌BB536を配合したヨーグルトを1日100g(BB536は20億以上)2週間食べてもらったところ、ビフィズス菌の割合が増えて排便回数が増加し、アンモニア濃度が低下して便の質も改善されました。

ビフィズス菌BB536株はその整腸作用から特定保健用食品および機能性表示食品の関与成分になっています。

免疫力強化

65歳以上の高齢者27名にビフィズス菌BB536菌末(BB536は1000億以上/日)を19週間連続投与したところ、試験期間中にインフルエンザ発症や38℃以上の発熱の回数がビフィズス菌BB536を摂取していない群より少なくなりました。

また、ビフィズス菌BB536の投与により、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性や好中球の殺菌能が高まり、免疫力の上昇が確認されました。

インフルエンザ感染予防

高齢者を対象とした臨床実験ではビフィズス菌BB536株の継続摂取したグループではNK細胞や好中球活性が高まり、ビフィズス菌BB536株を摂取していないグループに比べて、インフルエンザ発症数や38℃以上の発熱者数が有意に減少しました。

花粉症予防・緩和

ビフィズス菌BB536株を毎日20億個以上、14週間食べ続ける実験を行ったところ、特に目と鼻のかゆみが改善されました。

また、この実験ではスギ花粉による花粉症の原因となるIgE抗体の値が下がったという結果も出ています。

潰瘍性大腸炎の症状を抑制

潰瘍性大腸炎のヒトに1日に2000〜3000億という大量のBB536株を摂取してもらったところ、10人中9人の症状が安定しました。

ETBF菌(大腸にすむ悪玉菌)を抑制

日本人の約10%のヒトに大腸がんの原因になる毒素を出すETBF菌という悪玉菌が住んでいると推測されます。

ビフィズス菌BB536株はETBF株を抑制することができることがわかりました。

コレステロール値低下作用

成人男女43名に100gのビフィズス菌BB536入りヨーグルト(BB536は10億以上)または普通のヨーグルトを1日2個摂取してもらったところ、 普通のヨーグルト摂取群では血中脂質がほとんど変動しなかったのに対して、ビフィズス菌BB536入りヨーグルト摂取群では摂取開始前に比較して総コレステロール値が顕著に低下しました。

ビフィズス菌が腸内のコレステロールの半分を腸で吸収されにくいコプロスタノールのいう物質に分解するとコレステロール値が低減されると考えられています。

病原性大腸菌O157の感染予防

無菌マウスの実験では、病原性大腸菌O157を投与すると32日目までに全てのマウスが死亡したのに対し、あらかじめビフィズス菌BB536を定着させた マウスでは、O157の感染が抑制され、試験期間中に一匹も死亡しませんでした。またO111でもマウスにおいて同様の感染予防作用が認められました。

あらかじめビフィズス菌BB536を腸に定着させておけば0-157の感染が抑制されるということです。

骨強度増強作用

骨粗鬆症モデルラットに、ミルクカルシウムまたは、ミルクカルシウムとビフィズス菌BB536を与えたところ、ミルクカルシウムだけ摂取するよりもビフィズス菌BB536を一緒に摂取した方が、骨の強度が高くなりました。

ビフィズス菌などの善玉菌によって腸内環境が改善されて腸内のpHが低下すると、カルシウムが可溶性となって吸収されやすくなると考えられています。

肌状態の改善

アトピー性皮膚炎やにきびなどの肌トラブルがあり、便秘がちな成人女性28人にビフィズス菌BB536が20億個含まれる乳酸菌飲料を8週間摂取してもらったところ、

排便状況は回数の増加や便性、排便の爽快感が改善が認めれら、肌状態については「つや」「はり」「毛穴の目立ち」「赤み」「感想」「化粧のり」「にきび数」「にきびの程度」などの自覚症状が改善されました。

また一部の被験者において、きめや乾燥状態が改善されていることが認められました。

体重・体脂肪を減少させ、高めのBMIを改善

ビフィズス菌BB536株に加えてビフィズス菌B-3株、N-アセチルグルコサミンを摂取することにより、腸内環境が改善され体重・体脂肪を減少し高めのBMIを改善することが期待されます

KW3110株

KW3110株はキリンおよびキリンのグループ会社の所有する100種類以上の中から選び出された菌です。

チーズから見つかった乳製品の乳製品です。

この菌は酸に強く、生きて腸まで届き、腸の細胞に定着します。

死菌でも生菌でもアレルギー予防効果は同じようにあるようです。

プロバイオティクス的要素、バイオジェニックス要素の両方を兼ね備えた菌といえます。

KW3110株の効果

ヘルパーT細胞という免疫細胞にはTh1細胞とTh2細胞があり、互いに牽制してバランスを保っていますが、バランスが崩れてTh2細胞が優位になるとアトピー性皮膚炎や気管支喘息といったアレルギー疾患を発症してしまうことがあります。

KW3110株はTh1サイトカインの誘導活性が高く、Th2サイトカインの抑制する活性が高いことが特徴です。

免疫細胞のバランスを整えることによりアレルギー症状の改善が期待できます。

アトピー性皮膚炎改善(マウスでの実験)

マウスにアトピー性皮膚炎を人工的に起こさせ、KW3110株投与したころ、アレルギーの原因となるIgE抗体の濃度の上昇が抑えられ、Th1細胞とTh2細胞のバランスが改善されていることがわかりました。

花粉症の症状を緩和

スギ花粉の抗原を投与したマウスにKW3110株を摂取させたところ、摂取しなかったグループよりも、くしゃみの回数、鼻をひっかく回数がすくなくりました。

整腸作用

生きたまま腸に到達し、腸の細胞に定着することで整腸作用が期待できます。

免疫力強化

免疫細胞Th1を活性化させる作用があるので免疫力を強化することが期待できます。

乳酸菌L.シロタ株

シロタ株は京都帝国大学の代田稔博士(後のヤクルト創始者)が1930年に強化培養に成功した『人腸』乳酸菌(ヒト由来の乳酸菌)です。整腸作用(便秘の予防・解消)、小児急性下痢症予防、免疫力強化(NK細胞活性化)、腸管バリア機能の強化、風邪のような症状を予防・軽減、インフルエンザ対策、抗変異原性、大腸ガンの予防、乳ガンの予防、膀胱ガンの予防、アレルギー症状抑制、花粉症、O-157の増殖を防ぐ、ノロウイルスによる発熱日数の短縮、血圧降下作用、抗炎症作用、マウス・試験官のなかの実験でピロリ菌を抑制で知られています。花粉症に効果あるんですよ。

花粉症に対する効果

日本とイギリスで行われた花粉症のヒトを対象にした実験ではシロタ株が花粉症に有効であることが示されました。

シロタ株入りの製品はその五年後の1935年に商品化されました。

シロタ株の正式な名称は『L.カゼイ YIT 9029』です。

長い歴史を持ち、非常に研究の盛んなプロバイオティクスであり、現在では多くの効果が確認されています。

シロタ株に関する研究はまだまだ続いているようで、近年シロタ株はその研究の場を宇宙空間(国際宇宙ステーション)にまで広げました。(閉鎖微小重力環境下におけるプロバイオティクスの継続摂取による免疫機能及び腸内環境に及ぼす影響に対する研究)

世界でも利用される信頼の乳酸菌

現在ではシロタ株を含んだ多くの製品がその整腸作用から特定保健用食品の表示許可を得ています。

シロタ株は日本国内だけでなくプロバイオティクスとして世界で活躍しています。

シロタ株はラクトバチルス・カゼイ菌に属する菌で、胃酸、胆汁に耐えて生きたまま腸に到達することのできる菌です。

シロタ株には有害物質を菌体に吸着するなどの「菌体自体」にも有用な効果が期待できるバイオジェニックス(菌体や菌の作り出した物資による良い効果)的な要素も持ち合わせている菌です。

シロタ株の多い商品・オススメは?

もっとも代表的なシロタ株入りの製品である『Newヤクルト』には200億個のシロタ株が含まれています。

ちなみに2013年の菌数アップ前はヤクルトのシロタ株の菌数は150億個でした。

(※このページで紹介したシロタ株の効果はあくまで『研究成果』であり、シロタ株を含む製品の効果ではありません。)

L-55株

オハヨー乳業が人間の赤ちゃんから発見した、ヒト由来の乳酸菌で、正式名称は「ラクトバチルス・アシドフィルス・L-55株」です。

2000年に見つかったということで比較的最近、世の中に出回り始めた乳酸菌ということになります。

アシドフィルス菌は強い酸性に強いものが多いです。

L-55菌も酸に強く、人口胃液を使った耐性試験でも100%の生存率を示しました。

当然、胃酸などに耐えて生きて大腸に到達します。またヒト由来の常在菌であるため、腸管上皮細胞への定着率はブルガリア菌などよりは明らかに高く、そこにとどまり増殖する可能性が高いです。

L-55株の効果

整腸作用

L-55株は腸内有害菌を抑制することが判明しています。L-55株には悪玉菌を抑制して腸内フローラを改善し、腸内環境を整えることを期待することができます。

花粉症予防

花粉症のマウスにL-55株を投与したところ、花粉症の症状である”鼻かき行動”や”くしゃみ”が抑制されました。

アトピー性皮膚炎改善

アトピー性皮膚炎を起こしたマウスにL-55株を投与したところ症状が緩和されました。

イソフラボン吸収率向上

女性ホルモン・エストロゲンに似た働きをする成分であるイソフラボンを吸収しやすいタイプであるアグリコン型へと変換する働きがあります。

TMC0356株

TMC0356株はタカナシ乳業によって健康な成人から発見されました。

ガセリ菌に属する乳酸菌です。

胃酸・胆汁酸などに耐えて生きたまま腸に到達することができます。

アレルギー抑制作用

TMC0356乳酸菌がTh1細胞とTh2細胞のバランスをとりIgE抗体を抑制することで、抗アレルギー効果が期待できると考えています。

マウスでの実験

アレルギー状態にさせたマウスにTMC0356を28日間摂取させたところ、血液中の総IgE抗体が有為に減少しました。

またTh1細胞を活性化するIL-12が高くなっており、Th1/Th2細胞のバランスが改善されていることが明らかになりました。

ヒトでの実験

IgE抗体価が高く通年性アレルギーを持つ被験者15名に、TMC0356乳酸菌で調製した発酵乳を1日に200ml、28日間摂取してもらったところ、接種後14日後および28日後の血液検査でTh1細胞が有為に高くなっていました。

さらに、IgE抗体価も摂取28日後で有意に減少していました。

花粉症の症状を改善

LGG乳酸菌とTMC0356菌の混合菌を9週から10週間後摂取し続けた人は、花粉症のシーズンになっても、鼻づまりを引き起こす割合が、かなり低いことがわかりました。

また、次世代シークエンサーを用いてこれまでばの培養法では検出できなかった最近を含む全ての腸内細菌を解析し腸内フローラへの影響を調べました。

LGG乳酸菌とTMC0356菌で調整した発酵乳を摂取したグループは、腸内の多様性が有意に増加しました。

さらに、腸内細菌の占有率(腸内細菌全体のうち占めている割合)を見てみると、発酵乳を摂取すると乳酸や酪酸を産生することが報告されている細菌属が統計学的に有意に増加することがわかりました。

「LGG乳酸菌」「TMC0356菌」(ともにLactobacillus属)の摂取により、Lactobacillus属以外の腸内細菌の占有率にも変化を与え、腸内フローラを変動させることが初めて明らかになりました。

「LGG乳酸菌」と「TMC0356乳酸菌」で調整した発酵乳の摂取は花粉症患者の偏った腸内細菌を多様化させ、腸内細菌のバランスを改善し宿主の免疫応答を制御することで、花粉症の症状を軽減させている可能性が考えられました。

インフルエンザに対する効果

TMC0356菌を14日間摂取したマウスにインフルエンザを感染させました。ウイルス摂取6日後の肺のインフルエンザウイルス数を測定したところ、TMC0356菌を摂取したマウスは症状が軽度の個体が多く観察され、肺中のインフルエンザの数も有為な低値を示しました。



HSK201株

HSK201株はザワークラウト(キャベツの漬物)から分離した、植物性乳酸菌です。植物由来の乳酸菌は生命力が強いことが特徴です。この菌もまた胃液や腸液に対する強い耐性をもち、生きて腸まで届くことがわかっています。

この菌はヒト由来の菌ではありませんが、ヒトの腸管上皮細胞にしっかり付着し、プロバイオティクスとして働きます。

HSK201株の効果

整腸作用

生きて腸にとどき、そこにとどまることもできるの整腸作用が期待できます。

花粉症予防

花粉症の人にHSK201株が含まれた乳酸菌飲料を1日170ml、8週間飲んでもらったところ、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、涙目の症状が改善されました。

アレルギー症状はヘルパーT細胞のTh1細胞とTh2細胞のバランスが乱れ、Th2細胞が優位になったときにあらまれますが、HSK201株はこの2つの細胞のバランスを改善します。

マウスの皮膚炎を抑制

アレルギーのマウスにHSK201株を摂取させたところ、アレルギー症状のスコアが改善されました。

L-92乳酸菌

CALPIS アレルケア

「L-92乳酸菌」が持つ素晴らしいチカラを、現代人の健康に活かせないか。そう考え、開発されたのが「アレルケア」です。毎日継続し、カラダを注意深く観察していただくことで「L-92乳酸菌」の実力を知っていただけるでしょう。小さなお子様にも安心安全、アレルギー物質排除。カルピスだから安心ですね。

子供のアトピー性皮膚炎を予防

妊娠中にLGG乳酸菌を摂取した母親から生まれた幼児は、摂取しなかった母親から 生まれた幼児と比較すると、LGG乳酸菌を摂取しなかった母親から生まれた子供のグループのアトピー性皮膚炎の発症率は46%、LGG乳酸菌を摂取した母親から生まれた子供のグループのアトピー性皮膚炎の発症率は23%となり、LGG乳酸菌を摂取した場合にはアトピー性皮膚炎発症率が半減しました。

花粉症の症状を改善

LGG乳酸菌とTMC0356菌の混合菌を9週から10週間後摂取し続けた人は、花粉症のシーズンになっても、鼻づまりを引き起こす割合が、かなり低いことがわかりました。

LGG乳酸菌とTMC0356菌を摂取することにより、腸内細菌を多様化させ、腸内細菌のバランスを改善し宿主の免疫応答を制御することで、花粉症の症状を軽減させている可能性が考えられました。

免疫力強化

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化して免疫力を強化する作用が確認されています(マウスでの実験)

インフルエンザに対する効果

LGG乳酸菌を14日間摂取したマウスにインフルエンザを感染させました。ウイルス摂取6日後の肺のインフルエンザウイルス数を測定したところ、LGG乳酸菌を摂取したマウスは症状が軽度の個体が多く観察され、肺中のインフルエンザの数も有為な低値を示したました。

急性の下痢の症状に対する効果

6ヶ月~6歳の129名にLGG乳酸菌を摂取するグループ(、一日2回、5日間LGG乳酸のパウダーを摂取)とプラセボを摂取するグループにわけ、「便」を比較したところ、LGGを摂取したグループは下痢から通常の便に戻るための時間が短くなったり、下痢症状になる機会がより少ないことがわかりました。

LGG乳酸菌は急性の下痢症状の期間を減少させてくれる可能性があります。

ロタウイルス感染予防

LGG乳酸菌摂取により、ロタウイルスの院内感染による下痢の発症率が減少しました。

LGG乳酸菌の豚を対象としたノロウイルスの実験

LGG乳酸菌と大腸菌NIssle1917を高齢の豚に摂取させたところ、ヒトノロウイルスの下痢期間の平均が短くなり、ウイルス排出の平均時間も短くなりました。

これにはLGG乳酸菌と大腸菌NIssle1917によるインターフェロンγ、T細胞の応答に対する刺激、腸管IgAおよびIgGの産生の増加、健康な腸の維持が寄与したと考えられます。

血清コレステロール値の低下作用

LGG凍結乾燥菌体を高コレステロールの飼料を与えたラットに与えたところ、LGG乳酸菌を与えなかったグループに比べて血清コレステロール値は有意に低い値でした。

LGG乳酸菌の菌体がコレステロールを吸着、胆汁酸に対する脱抱合性に起因する可能性が考えられます。

体脂肪を低下させる

TMC0409菌、TMC1543菌、LGG乳酸菌の3つの乳酸菌で発酵し、カルシウム、乳清タンパク質を強化した発酵乳を肥満モデルマウスに摂取させたところ、体脂肪の低下効果が確認されました。

また体重も低下も確認されました。この作用には脂肪組織における脂肪分解の促進、および脂肪合成の抑制が関与していることが明らかになっています。

炎症性腸疾患に対する効果

人為的に大腸炎を発症させたをマウスへLGG乳酸菌発酵乳投与したところ、大腸炎の発症が抑制され、腸管上皮組織のダメージが減少しました。

 

以上、化学的実験結果をある程度ご参考にして、いろいろ試してみるのもいいかもしれません。

ただし、ヨーグルトを食べれば絶対に花粉症は治るとは限りません。あくまでも個人差がある予防的なものであり、お医者さんの処方薬をもらうのが一番よろしいかと思います