越後妻有地区の美味しい健康食材

ほくほく線
越後湯沢発十日町への旅

全国津々浦々、グルメな旅をしている筆者の今回の訪問先は、越後妻有地区です。越後妻有は、「えちごつまり」と読みます。妻有は、「つまあり」では無く、「つまり」と読みます。ここは新鮮な健康食材の宝庫なのです。

越後妻有とはいったいどこでしょうか?

越後妻有地区

越後妻有(えちごつまり)地区は、 新潟県南端の十日町市と津南町からなる面積760㎢、東京23区より広い地域を指す日本有数の豪雪地帯です。

過疎化が進む一方、国宝「火焔型土器」が遺された縄文の時代から人々が暮らし、農業を通じ大地とかかわってきた歴史・文化と、四季の変化に彩られ、山河によって育まれた日本の原風景とも言うべき美しき豊かな里山が今も残る地域です。 市内を縦断するように信濃川が流れ、左岸、右岸ともに魚沼こしひかりの田んぼが広がります。「魚沼地区」とも呼ばれます。

冬は当然ながら雪で真っ白。そこが越後妻有地区です。 新潟県の南端、長野県や群馬県の北部に接する地域ですので豪雪地域なんですね。

交通アクセスは、東京からおよそ2時間。上越新幹線で越後湯沢乗り換え、ほくほく線十日町駅下車です。

越後妻有地区のおススメ健康食材

妻有ポーク

妻有ポーク

妻有(つまり)ポークを何より、とにかく第一におススメします。

今回、特に発信したかった食材がこの「妻有ポーク」です。この地区の隠れた名産品です。とっても脂が爽やかでとろける旨味は絶品です。この他にも妻有ポークシュウマイや、妻有ポーク味噌漬け、妻有ポークウインナーなどラインアップも豊富です。こだわりの造り方を以下に紹介します。

程よい柔らかさとなめらかな口どけが自慢

融点が低いのです!!

牛肉並みの融点32℃と、脂の融点が低く、舌の上ですーっととろける真っ白な脂身が特徴です。噛むほどに甘みと旨みが凝縮された肉汁が口の中にあふれ出してきます。臭みやえぐみが一切ありません

妻有ポーク ファームランド木落

ゆっくり熟成されます

じっくり丹念に「熟成」を施すことにより、より一層の柔らかさと、きめ細やかな旨みを引き出しています。 一般的な豚に比べビタミンEが約10倍含まれており、抗酸化作用により熟成をなだらかにゆっくりと経て、脂の旨みが最大限に引き出されていきます。
熟成に丹念に時間を費やすことで、口どけは自然にとろけるような食感と、甘みの広がりを実現しています。

抗生物質を使用しません

上記の写真が豚舎です。一切社員以外の出入りを許しません。完全隔離。子豚さんは太陽を見ることなく世に送り出されます。

妻有ポークは、この地方の10農場で結成される「妻有畜産グループ」が、健康な豚を育てるための環境を地域ぐるみで整えることに取り組み、年月を掛けて愛情をたっぷりと込めて育てられて作り上げられています。完璧な防疫体制と衛生管理体制のため、外部の方の見学は出来ません。豚舎の外観だけ見てきました。
子豚期より抗生物質には頼らず、無薬飼料を与え、ビタミンやミネラル補強など栄養バランスにも気を配り、風味を良くするための油脂添加を一切せず、粗い脂肪の少ない穀物主体の特別配合の飼料を与えて飼育しています。普通、豚肉は出荷までに4回抗生物質の注射をするそうですが、この豚は一回も打たないので安心安全です。

日本農業大賞

完璧な防疫体制と衛生管理体制の確立が高く評価され、日本農業賞大賞等を受賞しています。
日本農業賞は、個人が受賞することは多々あっても、団体で受賞されることはあり得ないと言われている賞なのですが、妻有ポークの豚舎では個人及び団体として受賞したそうです。また十日町市では「子供たちに安心と安全な食を」という観点から、小中学校の給食に採用されています。

もうすっかりはまってしまい、しゃぶしゃぶ用で購入してきました。地元の日本酒(魚沼酒造「天神囃子」、ワイン(越後ワイン)にぴったり合いました!質の良い脂を爽やかになという相乗効果で、旨味が引き立ちました!!(^^♪

越後ワインについてはこちらで詳しく語らせていただきました→「日本ワイン」の表示のルールと、おススメ日本ワイン7選

自宅にて妻有ポークと地酒

濃厚豆乳

花水農産という生産者を見学してきました。山間にあるのですが、野菜や豆腐、苺など、苗場山から潤沢にほとばしる名水を贅沢にふんだんに使っていました。そんな食材が美味しくないはずがありません。
昨今、脂肪肝の予防に良いとされている豆乳です。社長曰く、この濃厚豆乳の造り方はいたって簡単、にがりを多く入れれば出来るんだと。 採算度外視の豆乳、残念ながら、地元でしか流通できません。したがってお隣の山形県の豆乳甘酒をご紹介します↓

雪室(ゆきむろ)貯蔵米

雪深い妻有地区では、その雪を天然の冷蔵庫として利用して、様々な農作物を保冷しています。今回見学したのは、十日町市にあるリゾートホテル内のコテージの地下を「雪室(ゆきむろ)」にしているものでした。降り積もった雪を雪室に入れ込み、1年中電気を使わない天然の冷蔵庫としているのです。そこに秋口に収穫した新米の魚沼こしひかりを貯蔵するのです。雪室の中でじっくりと眠るお米は、呼吸をしています。雪室の中は適温適湿(5℃、75%前後)で保たれているため、この呼吸による古米臭の原因とされる脂肪酸度の上昇を抑制し、新米同様の食味・香りを維持できます。電気冷蔵貯蔵庫に比べ二酸化炭素排出が無く、地球環境にも良いのです。酵素活性と脂肪酸度の高まりを抑制するので、鮮度維持能力に優れます。

雪下人参

豪雪地ならではの特選野菜で、昨年秋に収穫する人参をわざと3~4 メートルもの雪の下で冬を越させ、春の3月中旬から4月頃にかかけて除雪をし収穫する人参のことです。特徴は、糖度が普通の人参に比べ2度程高く、人参特有の嫌な癖もありません。人参嫌いの方でも食べていただけます!「雪下人参ジュース」としても売られています。

とにかく生で食べてもあま~い人参です。

ジュースで飲んでみてね。↓

へぎそば

へぎとは、お蕎麦を入れる器(うつわ)の事で、お蕎麦自体は、つなぎに布海苔を使った布海苔そばが、この地区を代表するお蕎麦です。

とっても、つややかで滑らかな食感が特徴です。

魚沼の水

とにかく「水」が美味しかった。周りを山に囲まれる当地ではふんだんに伏流水を利用できます。なのでこの地域で作られる惣菜やのっぺもすべて美味でした。

単体でも紹介します。その名も「魚沼の水」です。三国山脈系苗場山(2,145m)東側の深い地層で 自然ろ過された「硬度16」の超軟水です。これを使って魚沼こしひかりを炊き上げるとふっくら旨味のブランド米が一層引き立つのです。

十日町産にんにく

国内外を問わず、滋養強壮に昔から食されています。しかし、このにんにくは凄い!いちど試してもらいたい逸品です。「愛(めご)にんにく」といいます。風味が良くて、栄養豊富。カリっと焼き上げたにんにくは実に香ばしく美味でした。しかも匂わないのです。

越後妻有地区の美味しい健康食材を求める旅のまとめです

越後妻有地区は何処にある?

越後妻有地区

新潟県南端の十日町市と津南町からなる日本有数の豪雪地帯です。日本の原風景とも言うべき美しき豊かな里山が今も残る地域です。

越後妻有地区の美味しい食材のご紹介

妻有ポーク、

濃厚豆乳、お米(魚沼産コシヒカリ)、雪下人参、

へぎそば、

へぎそば 布乃利小嶋屋そば 乾麺200g×10袋(つゆ無) 5回の皇室献上 小嶋屋総本店のへぎ蕎麦【年越しそば/年越し蕎麦】【皇室献上そば/新潟名物/新潟そば/ソバ/そばセット】【お中元ギフト・贈り物・内祝いに!のし(熨斗)無料】【送料無料】posted with カエレバ楽天市場で購入Amazonで購入Yahooショッピングで購入

魚沼の水、

にんにく!

以上です!!

是非ともお試しあれ!