自分にピッタリの介護職の求人・仕事先を見つける方法

どうも!はぎおまさるです!

本稿は、ヘルスケア情報【毎日が発見ネット】より、有益な情報を参考出典としてお届けしています。今回は、介護職の最新情報です。

介護業界の人手不足は慢性化しつつあります。だからこそ介護職を目指す人にとっては、今がチャンスと言えるでしょう。

介護の仕事にはどのような種類があるのか、どのような資格などが必要なのかについて、介護に詳しい専門家にお聞きしました。

記事更新日:2019.03.25

求人数が多すぎる!

自分にピッタリの介護職の求人・仕事先を見つける方法とは

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前の記事「介護に携わる仕事に就きたい! ところで介護職にはどんな種類があるの?(1)」はこちら。

希望する介護の資格を取得しても、自分に合った「働く場所」とのいい出会いがなければ意味がありません。働く場所、つまり就職先を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。

介護の仕事を探すのは大変?

特にこれからの2020年問題を迎えるにあたり、介護の仕事を探すのに苦労している人が多いようです。なぜなら、いずこも人材不足で求人の数が多過ぎて、自分にとってどこがいいのか選ぶことが難しいからです。

まず、どこで探したらいいのでしょうか。

高室さんは「自分が介護の仕事をするにあたって、優先順位を決めておくことをおすすめします。つまり自分の基準です。例えば、給料第一で選ぶのか、お金よりもやりたい仕事で選ぶのか、休日をしっかり確保できるところを選ぶのか、または通いやすさや自分に合った勤務シフトかどうか、子育てや親の介護がしやすいかどうかも大きなポイントです。さらに、雇用形態やポジション(立場)などで選ぶのかなどをあらかじめ決めておくと整理がつきやすいでしょう。給料もよく、休みもたくさんもらえて、自分が望む地域でやりたい仕事につけるということはなかなか難しいので、自分にとって一番ゆずれない部分をしっかり定めておくと、効率的に探すことができるでしょう」と話します。

●ハローワークで探す

一般的に介護職という名称で求人が出ており、ハローワークや求人誌や求人サイト、また折り込み広告などで探すことができます。

まず、求人といえばハローワークでしょう。全国に拠点があるので、自宅近く、または地方の実家近くで就職したい際などに、地域に密着した介護事業所の求人を探すことができます。求人の情報はネットでも閲覧できます。介護施設や事業所の中には、面接するのにハローワークが発行する紹介状が必要な場合があります。

●求人誌や求人サイトなどで探す

求人誌やネット上の求人サイト・転職サイトなどで探すことができます。

多くの求人情報の中から、自分の都合のいい時間に、じっくり探すことができます。絞り込みなどが必要な場合があるので、あらかじめ介護施設・事業所に望む条件を洗い出し、優先順位をつけておくといいでしょう。

●人材紹介サービスで探す

人材紹介会社または人材派遣会社で探すこともできます。

人材紹介会社に、給与や希望する働きたい場所、勤務時間と勤務シフト、ポジションなど、希望の条件を伝えれば、希望する施設や事業所を探してマッチングしてくれます。担当者に相談できるので、一人で探す手間や不安はありません。

また、人材派遣会社に登録して施設や事業所に派遣されて介護職として働くというスタイルもあります。短期や単発の仕事を扱っているケースもあります。なお、短期や単発の場合、正社員で採用される場合と異なり福利厚生などが手薄で心配する点はありますが、期間限定で働きたい場合などには向いているでしょう。

●知人や友人の紹介

知人や友人に、介護の仕事がないか聞いてみる方法もあります。例えば、知人の家族が介護施設を利用していて、そこで人を募集している場合などがあるからです。

知人や友人の紹介の場合、実際の仕事場の環境や働いている人の様子などを前もって聞くことができるメリットがあります。

その地域での介護職の給料の相場などが確認できるので、まずは最寄りのハローワークの求人案内を確認することから始めてみてはどうでしょうか。

取材・文/金野和子

高室成幸(たかむろ・しげゆき)さん

1958年京都市生まれ。日本福祉大学社会福祉学部卒。ケアタウン総合研究所代表、日本福祉大学地域ケア推進センター客員研究員、日本ケアマネジメント学会会員。介護施設、市町村やケアマネジャー団体、社会福祉協議会などを対象に研修を行い、施設マネジメントも手掛ける。『身近な人を介護施設にあずけるお金がわかる本』(自由国民社・監修)、『図解入門ビギナーズ最新介護保険の基本と仕組みがよ~くわかる本』(秀和システム・監修)、『新・ケアマネジメントの仕事術』(中央法規出版・著)など著書多数。

関連商品

介護ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本[第2版]

単行本   (株)川原経営総合センター (著)

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商品説明

※商品の詳細はリンク先サイトの商品説明をご参照ください。

(価格につきましては変動している可能性があります)

介護リーダーの仕事と役割がわかる!

単行本(ソフトカバー)   近藤崇之 (監修)

ナツメ社

商品説明

内容紹介

介護リーダーの役割、そのすべてがわかる

介護サービスへのニーズが高まる中、そこで働く人材の確保と定着が大きな課題になっています。

職場環境の良し悪しは、リーダー(指導役、管理・監督者)の力量によって大きく変わります。

本書は、介護リーダーとしての「正しい振る舞い」、「求められる役割」を明示し、わかりやすく解説しました。

スタッフの指導、育成、また組織を機能させる方法について

スタッフのやる気の引き出し方、研修やOJTの進め方、ほめ方・しかり方など、人として、

上司としてのスタッフとの接し方、指導の仕方を具体的にわかりやすく紹介しています。

また、組織としての仕組みづくりや会議の方法、マニュアルの作成方法などの組織づくりについても

解説しています。

リーダーに必要な「力」を身につける

介護リーダーとして必要な「コミュニケーション力」、「思考力」などを具体的な例をあげながら解説しています。

リーダーとして自らを成長させるための方法論が満載です。

【主なもくじ】

第1章介護リーダーの役割

第2章スタッフの指導育成

第3章チームを機能させる

第4章日常業務を管理して改善を目指す

第5章チームをまとめるコミュニケーション力

第6章リーダーに必要な思考力を高める

第7章自らを振り返り成長する

【著者紹介】

近藤崇之(コンドウタカユキ)

1970年生まれ。2010年日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科(専門職大学院)修了。

東京都社会福祉協議会福祉人材センター研修室や介護事業会社で研修プログラムの開発、研修講師を務める。

社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員。都道府県社会福祉協議会主催の研修会にて、

リーダー職を中心とした階層別研修の講師を務めるとともに、現在は社会福祉法人東京聖新会に所属し、

地域包括支援センターに勤務。

出版社からのコメント

介護リーダーとしての「正しい振る舞い」、「求められる役割」をわかりやすく解説

スタッフが生き生きと輝くチームづくりのためにやること!

リーダーにより職場環境の改善が介護の質を向上させる!

著者について

近藤崇之(コンドウタカユキ)

1970年生まれ。2010年日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科(専門職大学院)修了。

東京都社会福祉協議会福祉人材センター研修室や介護事業会社で研修プログラムの開発、研修講師を務める。

社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員。都道府県社会福祉協議会主催の研修会にて、

リーダー職を中心とした階層別研修の講師を務めるとともに、現在は社会福祉法人東京聖新会に所属し、

地域包括支援センターに勤務。

※商品の詳細はリンク先サイトの商品説明をご参照ください。

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