肝臓のアルコール代謝に効果が期待出来るサプリ3選、食べ物6選

アラウンド60歳の筆者は、お酒業界に携わって30有余年、いまでも1年に360日飲んでいる自他ともに認める酒豪です。
日本酒で1升は今でも軽くいけますが、多少の二日酔い程度ですぐ覚めますし、健康診断の数値も至って標準健康値です。
休肝日知らずの筆者の肝臓元気習慣を特別に伝授します。
誰でもできる簡単な事なのでお付き合いくださいね。
令和時代も元気に乗り切ろう!!
ついつい飲みすぎた翌日の朝の辛さ・・・
頭はがんがん、気持ち悪い!体はだるい! 超ブルーな気持ち!いわゆる二日酔い、人によっては三日酔い・・・特に日本人に多いようです。
楽しい宴のツケです。そんなアルコールのマイナスな副産物の克服法を紹介します。アルコール業界に身を置いて30有余年の筆者がおススメのサプリメントと、肝臓に良い食べ物(飲み物)をご紹介します。
さて、それでは何故お酒を飲みすぎたら辛くなるのでしょうか?
その答えはアルコール代謝について知る必要があります。
肝臓におけるアルコール分解
お酒を飲んだ時に、体の中でアルコールがどんな風に分解されているかを知ることが肝要です。
アルコールは私たちの体に吸収されると、いい成分と悪い成分とに分解されます。悪い成分が悪さをする前に飲酒をやめて帰宅するなり就寝するなりしてしまえば平和かつ体に良い形でおさまるのですが、悪い成分が勝ってしまうと、ちょっと心配なことが起きます。
その悪い成分とは何か?飲み過ぎた際に現れる現象として、二日酔いや吐き気、頭痛を引き起こす原因となる有害成分「アセトアルデヒド」です。
アルコールとアセトアルデヒドを分解する酵素の働き
アルコールやアセトアルデヒドは酵素によって分解されています。
体の中に入ったアルコールは肝臓でつくられるアルコール脱水素酵素とアセトアルデヒド脱水素酵素という2つの酵素によって分解されて、酢酸塩(アセテート)に変わり、最終的には水と二酸化炭素になって体の外に排出されます。
ちょっと小難しい言い回しになりますが、「アルコール脱水素酵素(ADH)」と「アセトアルデヒド脱水素酵素ADHA」という分解酵素の働きによって、アルコールやアセトアルデヒドは分解されます。
お酒に強い人、弱い人
そして、この2つの酵素の能力には個人差があるという事を覚えておいてください。
遺伝子によって生まれつきのものです。分解酵素を持っていればお酒に強く、持っていないもしくは不活性の場合はお酒に弱い人、という事になるのです。
大切なのは酵素
アルコールを分解するには、上記の2つの酵素が必要ですので、肝機能を向上させる目的のサプリメントやドリンクを使って、肝機能を促進させても酵素を持っていなければ酵素は生成されず・アルコールを分解できず、二日酔いや悪酔いの原因でもある有害物質アセトアルデヒドが体内に残ってしまいます。
また、飲み過ぎたり飲酒のスピードが速いと分解が追いつかず、体内にアセトアルデヒドが長時間ある状態になってしまいます。
アルコールとアセトアルデヒドの分解には酵素が不可欠なのです。
自然界にあるアルコールとアセトアルデヒドを分解する酵素
肝臓で生成されるアルコール脱水素酵素とアセトアルデヒド脱水素酵素は、酢酸菌からも産出されます。
酢酸菌は調味料の「お酢」を製造するときに使用される菌で、酵母菌から作られたアルコールをアルコール脱水素酵素とアセトアルデヒド脱水素酵素によって酸化させ、酢酸にする働きがあります。肝臓でアルコールが無害なものに変わる仕組みと同じです。
お酒に弱い人に救いの手を
アルコール分解には酵素が必要ということがわかっていただけたでしょうか。
お酒に弱い人はもちろん、弱くない人も、飲酒時に「酵素」を意識して対策してみてはいかがでしょうか?
楽しく飲むお酒が一番ですよね!こういことを知っていれば、飲酒時に体に負担がかからないように気を付けたり、飲酒後のケアをすることが出来きたり、お酒と上手にお付き合いができるヒントにもなると思います。
新しい飲酒ケア習慣のあり方を伝授します!
肝臓に良いおススメサプリメント3選
ウコン茶もいいのですが、いいサプリが出ています。お酒と付き合うあなたに!
ヘパリーゼとスパリブです。是非一度その効果をお試しください。酒類業界30有余年、二日酔い知らずの筆者のおススメです。
ヘパリーゼZ
ヘパリーゼで令和も乗り切ろう!!
これは優れものです。ドリンクでは無く、携帯に便利な個装タイプであり、このタイプのものでは最高品質の逸品です。
5大健康サポート成分である「肝臓エキス」「ウコンエキス」「オルニチン」「セサミン」「L-シスチン」が、の黄金比率によって凝縮されたサプリです。
酒飲みには欠かせない必須アイテムです。
今回紹介しているヘパリーゼZは通販限定です。
上記広告をクリックしてまずはお試しあれ!
スパリブ(SUPALIV)
スパリブは、アルコールの代謝サイクル全般に対応する配合を考え世界各国で特許を取得し ている知る人ぞ知る画期的なサプリメントです。
こちらも優れもののサプリで、全国大手のCVSやドラッグにてお墨付きな逸品です。これを飲めば二日酔い知らず!になる可能性が非常に高い商品です。薬ではないので効用をうたえませんのであくまでも筆者の感想にとどめざるを得ませんが・・・・・
ウコンの粉末 サプリメント
特には,秋ウコンに含まれるクルクミンという成分が肝臓に良いと昔から言われています。
肝臓に良い効果が期待出来る食べ物 6選
それでは肝臓をいたわるにはどんな食生活をすればいいの?まずは肝臓に良い食べ物をご紹介します。
大豆製品
TVの健康長寿番組でも取り上げられたので、ご覧になった方も多いことでしょう。
一般的に大豆はイコールたんぱく質が主体の食物と覚えていただいて構わないでしょう。
乾燥した大豆は、約30%がたんぱく質からできており、良質なたんぱく質の代表格なのです。そして、糖質が少なくとってもヘルシーな食物です。
大豆ってどうやって食べるの?
代表的な大豆加工食品として、豆腐や豆乳、納豆、きなこなどがあります。良くスーパーなどで見かけるものばかりで、簡単に手に入れることが出来ますね。大豆自体はなかなか食べにくいですが、こういった加工品はそのまま食べることが出来ますし、料理のアレンジ・トッピングとして様々な摂り方があります。
脂肪肝の予防にいい
特に大豆に多く含まれる必須アミノ酸のメチオニンは、脂肪肝を防ぐことが知られています。また、大豆に含まれるレシチンも脂肪の代謝を促します。
脂肪肝になってしまうと肝臓の機能が低下してしまいますのでこれらのアミノ酸は肝臓に効果的な成分だと言えます。摂りやすさ、安さなども兼ね揃えている超優秀な肝臓に良い食べ物だと言えます。
しじみ
肝臓に良い食べ物のしじみにはオルニチンが沢山含まれているしじみといえばオルニチン。オルニチンは肝臓の解毒作用のサポートを行います。そしてオルニチンは肝臓の働きをサポートする以外に、疲労回復や脂肪燃焼効果も働きも確認されています。また、しじみには豊富なビタミン・ミネラルが特徴です(ビタミンB群、カルシウム、リン、鉄など)。
しじみは非常に高いアミノ酸スコアを記録しています(体で作り出せない9種の必須アミノ酸のバランスが整っていると高いアミノ酸スコアの食材です)。しじみは高いアミノ酸スコアの食材の代表格で、肝臓が弱った時に必要なアミノ酸の補給に役立ちます。その他にもタウリン・コハク酸といった胆汁の分泌を促す成分も豊富でまさに肝臓のための食べ物ということがわかります。
牡蠣
肝臓に良い食べ物の牡蠣のイラスト画像そのクリーミーな味わいから海のミルクとも例えられますが、牡蠣は古くから漢方薬としても使われるように、美味しさと健康へのメリットが豊富な食べ物です。ビタミンB12を始めとしたビタミン類・亜鉛・鉄・タウリンなど豊富な栄養素が特徴です。食材の中でも随一の亜鉛含有量です。
カキに豊富に含まれる亜鉛は、たんぱく質や酵素の材料として全身で必要とされており、特に肝臓は様々な酵素を作り出す体の『化学工場』としての働きがあり、亜鉛を必要としています。
主な亜鉛の効果としては、「肝機能低下の予防」「疲労回復」「免疫力の向上」
牡蠣に含まれるタウリンに関しては、「胆汁の分泌を促し消化の手助けをする」「免疫力の向上」といった優れた効果があります。
牡蠣に含まれる栄養素(ビタミン類・タウリン)は熱に弱いがもの多く、可能であれば生食の方が肝臓にいい食べ方ということになります。ただ、毎日牡蠣を食べるのも大変ですし、生食用には旬や食中毒のリスクもあります。ですので亜鉛や豊富なビタミン類・タウリンなどを目的にするのであればサプリの利用も検討していった方が良いでしょう。そこでおすすめなのは前掲のヘパリーゼです。なるほど売れているわけが解かります。
かくいう私も愛飲者のひとりです。無茶苦茶酒飲みですが、ヘパリーゼのヘビーユーザーであり、いたって元気で過ごしています!ありがとう!ヘパリーゼ!!
牛乳・卵
肝臓に良い働きになるたんぱく質豊富な卵や牛乳の画像牛乳・卵に含まれる良質な動物性のたんぱく質は肝臓の修復・回復に役立ちます。
ただ、牛乳に関しては若干カロリーと脂質が高めで糖質もそこそこあるため、多飲するのは避けたほうが良いものの、1日コップ1杯程度を目安にすれば摂取栄養バランスも整うのでオススメです。また、大豆製品ですが、豆乳は牛乳よりも低カロリー・低糖質・低脂質にもかかわらず、たんぱく質は牛乳以上です。
卵も豊富なタンパク質の他にビタミンB1,B2が豊富で肝臓にも抗酸化作用があるなど積極的に食べたい肝臓に嬉しい食材のひとつです。
ここでご紹介した牛乳・卵・大豆は、良質なたんぱく質を含んでいる指標にもなるアミノ酸スコア100ですので積極的に日々の食生活に取り入れて肝臓を労る食生活を意識することをオススメします。
きのこ類
きのこ類は低カロリーで食物繊維豊富でヘルシーな食生活に欠かすことのできない食べ物です。きのこは肝臓に良い食べ物なのでしょうか?
キノコは肝臓に良い働きをするのでしょうか?
キノコに豊富な食物繊維
食物繊維豊富な食べ物はコレステロールとともに排泄されるため、脂肪肝の予防に役立ちます。これは食物繊維豊富なきのこにもあてはまります。
オルニチン。
エリンギやぶなしめじで有名な某大手キノコの会社が公開する情報によると、ブナシメジ100gに140㎎のオルニチンが含まれているとのことでした。同量のしじみで10-15mgのオルニチン量とされており、驚異的なオルニチン量です。ただ、ホクト以外の公的機関や研究機関などによるキノコ類に多くのオルニチンが含まれいているという言及は確認できませんでした。量も量だけに半信半疑な点は拭えません。
キノコと亜鉛
最後は亜鉛。各種キノコの亜鉛含有量(100g中):まいたけ0.8mg、えのきだけ0.4mg、しいたけ0.4mg
亜鉛の一日の摂取目標は、成人男性で9-10mg、女性で7-8mgときのこの種類によっても異なりますが、100gで1日の1/10?1/20程度の亜鉛を摂取できることになります。キノコだけで1日の亜鉛を賄うことは大変ですが、亜鉛は加熱に強く、キノコの炒めものやスープなど様々なレシピに活用できますので肝臓に良い食生活にするための、サポート役としておすすめです。
その他にもきのこ類の抗がん作用や肝臓の機能の回復に役立つ作用などに言及している専門書などもあります。
きのこは食物繊維豊富で、低カロリーに加え、ミネラル分も補えますので肝臓を労る食生活の一部として日々の生活に取り入れるべき食材です!
ビタミン・ミネラル豊富な食べ物
肝機能が低下するとビタミンが不足します。
ビタミンは肝臓の解毒作用や代謝に重要な役割を担っていますが、肝臓が低下することで肝臓のビタミン貯蔵能力が減ってしまいます。
ビタミンの貯蔵能力が健康な肝臓の半分程度にまで落ち込んでしまうこともあります。そのため、肝臓の機能が低下していると思う人は普通の人の倍程度のビタミンを必要とします。
ビタミンの中でも深い関わりのあるのが、ビタミンB群です。
ビタミンB群豊富な食材
豚肉、玄米、落花生、ゴマ、牡蠣、レバー、チーズ、卵など
ビタミンB群・たんぱく質が豊富な飲み物
牛乳、豆乳、緑茶に含まれるカテキン
アルコールの飲み過ぎ以外にも、運動不足や体質などによって肝臓に脂肪がたまり、肝機能を低下させます。
緑茶に含まれるカテキンは高濃度のカテキン飲料で肝臓の脂肪が減ったことが確認されています。
肝臓を労る食生活の改善のコツ
肝臓に良いサプリ、食べ物と飲み物をご紹介しました。
それぞれの食材は肝臓にいい効果をもたらす成分が多いものを選択しました。
ですが、重要なことは、トータルバランスです。
例えば肝臓に良い食べ物の「しじみ」を例にすると、しじみ100gで10-15mgのオルニチンが含まれていますが、1日に必要量の最低限のオルニチン400mgを満たすには、4kgのしじみを食べる必要があります。
その他にも亜鉛豊富で肝臓にも良い食べ物である牡蠣も食べ過ぎは食中毒のリスクがありますし、1日の摂取量を満たすには、100g程度食べる必要があります。毎日牡蠣を食べ続けることも大変だと思います。
肝臓を労る食生活の改善のご提案
青汁の効能
私が毎日実践しているのが「青汁」です。
特に飲み過ぎた翌朝は、青汁に「ウコン」を入れたりアレンジもできますし、「きな粉」なんかを足してもいいです。

オススメはこちら。
アサヒ緑健の「緑効青汁」です!
有機JAS認定の畑で栽培した九州・阿蘇産の大麦若葉が主原料でして、
アミノ酸・ミネラル類・ビタミン類などの栄養素を手軽に補給出来ます。
前提としては、アルコールを控え、栄養バランスが整った食物繊維の多い食生活を心がけることが肝臓を労る食生活ということになります。
どんな食材であっても偏りがあっては不健康になりますし、肝臓にあまり良くない栄養素(主に高脂質・高糖質)も摂りすぎてしまう可能性も高まります。コツとしては、上手に肝臓に良い食べ物を日々の食生活に取り入れつつ、肝臓にいいサプリメントも組み合わせることが肝臓に良い食生活改善のポイントだといえます。肝臓に効果的な成分が低カロリー・無駄なく摂取することができます。
肝臓のアルコール代謝に効果が期待出来るサプリ3選、食べ物6選 まとめ
肝臓におけるアルコール分解
肝臓に良いおススメサプリメント3選
ヘパリーゼZ!スパリブ(SUPALIV)ウコンの粉末
肝臓に良い効果が期待出来る食べ物6選
大豆製品。しじみ。牡蠣 卵や牛乳。きのこ類食材
ビタミン・ミネラル豊富な食べ物
豚肉、玄米、落花生、ゴマ、牡蠣、レバー、チーズ、卵など
ビタミンB群・たんぱく質が豊富な飲み物
牛乳、豆乳、緑茶に含まれる緑茶
肝臓を労る食生活の改善のコツ
青汁のご提案をさせていただきました。
重要なことは、トータルバランスです。
上手に肝臓に良い食べ物を日々の食生活に取り入れつつ、肝臓にいいサプリメントも組み合わせることが肝臓に良い食生活改善のポイント です。
