東京「谷根千」おススメ観光スポット10選

日本全国津々浦々30有余年、転勤で住み歩き、自分の足で食べ歩いた経験を発信しています。今回は東京の人気スポット「谷根千」です。

「谷根千」は、文京区から台東区一帯の谷中・根津・千駄木周辺地区の下町情緒あふれるエリアです。昔ながらの商店街、寺町谷中の風情、つつじで有名な根津神社、国の重要文化財、遺跡、文化人の薫り、かわいい雑貨のお店、天気の良い日の散策におすすめのエリアです。かわいいにゃんこちゃんが出迎えてくれるでしょう。猫の街でもあるのです。

谷中霊園

谷中の寺町の中にある10ヘクタールの広大な敷地の「谷中霊園」。霊園といっても暗い雰囲気はなく、緑があふれ、東京の美しい四季に親しむことができます。著名な画家や文学者、俳優、政治家などが多く眠っており、迷路のような道を、道標をたどりながら探してみましょう。

谷中七福神

東京最古の七福神です。 谷中の七福神は歩ける距離に寺院が点在しているので、休みの日にいっぺんに巡礼したり、時間を見つけて数カ所ずつ参拝したりと、いつでも気軽にお参りができますよ。パワーをもらいたくなったら、ぜひ行ってみてくださいね。

谷中銀座商店街

谷根千観光の中心地です。多くの観光客や地域住民で賑わいます。石段から、遠くの街並みが見え、特に夕焼けが綺麗に見えるスポットで、ここにある石段は、夕焼けだんだんと呼ばれています。石段を降りると、谷中銀座の始まりです。店先でコロッケや焼き鳥などを買うことができます。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸洋館:ウイキペディア

ほんの少し足を延ばすと、あります。是非お立ち寄りいただきたいおススメスポットです。三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物とその庭園を公園として整備したもので、園内の歴史的建造物は、国の重要文化財に指定されています。何回行っても素晴らしい感動スポットです。



根津神社

日本神話に登場するヤマトタケルノミコトが1900年前に創建したとされる神社で、東京十社の1つです。

文明年間(1469~1486年)に、江戸城を築城した武将・太田道灌により社殿が造られた後、江戸時代に五代将軍徳川綱吉によって現在の場所に社殿が奉建されました。

1706年に完成した権現造りの本殿や幣殿、拝殿、唐門といった建築が欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されています。

たくさんの鳥居が並んでおり、フォトジェニックなスポットとしても有名ですよ。

谷根千界隈の坂道

この辺りは風情のある坂道が多く、散歩するにはスニーカーなど歩きやすい靴がおススメです。写真は「新坂」。坂を登ったところに、旅館太栄館本館(旧蓋平館別荘)、「石川啄木由縁之宿」の石碑と「石川啄木ゆかりの蓋平館別荘跡」の標識(文京区教育委員会設置)が設置されています。石碑には、「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて 蟹とたはむる」という彼の「一握の砂」所収の歌が彫られています

おしゃれな雑貨屋さん

この地区の楽しみのひとつに、ぶらりと立ち寄りたいおしゃれな雑貨屋さん巡りです。素敵なお店をご紹介していくので、ぜひ参考にしながらお散歩計画を立ててみてください。

雑貨屋さん:亀の子束子 谷中店

昔から台所と馴染み深い存在である「亀の子束子(たわし)」。谷根千エリアには、そんな「亀の子束子」を明治40年(1907年)から100年以上作り続けている直営店があります。 谷中店の外観は、本店の西洋建築とは打って変わって、小洒落たカフェのような雰囲気。扉のすぐ横には目印のたわしがぶら下がっているので、分かりやすいですよ。

雑貨屋さん:谷中・ひるねこBOOKS

根津駅6分くらいのこじんまりとした可愛いショップです。店主は元児童書版元。猫の本、暮らしの本、絵本、アートなど。マーマーマガジン。北欧の本と雑貨、 そんな日々の暮らしにそっと寄り添うようなアイテムを多数取り扱っています。

雑貨屋さん:東京キッチュ

「東京キッチュ」は、ユニークな和雑貨を取り扱うショップ。生活用品の和雑貨や古道具のほかに、キュートなおやつも並んでいます。日本を感じるアイテムは、海外の方へのお土産にしたらきっと喜ばれますよ。

「東京キッチュ」には、味わいのある古道具がたくさん。今はなかなかないデザインが逆に新鮮でとっても素敵なんです。保存状態のよさにより、歴史は感じさせながらも褪せた雰囲気がないのも魅力的ですね。
また、運がよければ、看板犬…の役目はあまりしないようですが、柴犬の可愛い「まめ」ちゃんに出会える可能性もありますよ。

雑貨屋さん:SCAI THE BATHHOUSE

趣深いこちらの建物。その正体は、200年の歴史を持つ由緒ある銭湯「柏湯」を改装して作られたギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE(スカイザバスハウス)」です。外観は銭湯らしく、瓦屋根に煙突がそびえる風情ある佇まいですが……

一歩中に入ると、コンクリートの床と白い壁面というニュートラルな空間が。そして高い天井からは自然光が差し込んでいる、きわめてユニークな雰囲気が漂っています。「SCAI THE BATHHOUSE」では、日本の最先鋭のアーティストを発掘し、世界に向けて発信していくと同時に、日本ではまだ知られていない海外作家も積極的に紹介しています。そんな「SCAI THE BATHHOUSE」を訪れれば、まだ出会ったことのない素晴らしいアートと出会えるかも。

団子坂菊見煎餅総本店

明治8年(1875年)創業の老舗のおせんべい屋さんです。詩人で彫刻家の高村光太郎は、駒込林町(現在の千駄木5丁目)で育ち、学生時代に団子坂を下って三崎坂を上り、美術学校に通っていたそうです。その当時、高村光太郎は、菊見せんべいの店先で醤油を塗る娘に惚れて、毎日せんべいを買いに行ったという初恋のエピソードがあります。何とその娘さんの名前は、「智恵子」だったとのこと!(出典:地域雑誌「谷中・根津・千駄木」9号)

カヤバ珈琲

カヤバ珈琲店は、大正5年(推定)の建設以降、ミルクホール、かき氷・あんみつ店などを経て昭和13年に「カヤバ珈琲店」となり、 谷中のシンボルになりました。平成18年に一旦閉店となりましたが、この喫茶店に愛着を持つ地域内外の人の支援を得て、平成20年、 NPO法人たいとう歴史都市研究会が借り受け、「カヤバ珈琲」が復活しました。

はん亭 根津本店

根津の串揚げ「はん亭」の建物は、明治42年に下駄の爪を扱う商家の建物として二階建の部分が建てられ、大正6年に三階が増築され、昭和50年代に串揚げ「はん亭」となりました。近年、道路拡幅のため二階建の前面が削り取られてしまいましたが、平成10年には国の登録有形文化財に指定されました。

食べ歩き・グルメ・お土産

最後に食べ歩きが楽しい谷根千エリアのおススメグルメです。

メンチカツ 肉のすずき

谷中銀座に来ると無性に食べたくなるのがここのメンチカツ。チープながら、日本の古き良き時代、私の生まれた昭和30年代の風が吹くようで妙に懐かしいのです。

かりんとう饅頭 千駄木「谷中福丸饅頭」

テレビ番組でも何度か取り上げられて人気が出てきました。外側カリッ、内側しっとりの絶妙な食感は「買い」です。

根津のたい焼き

表面に焦げ目は無く、綺麗な風貌。焼き方は当然ながら、重たい鋳物の焼き型を使って返しながら一個ずつ焼き上げる「一丁焼き」で、昨今この手法は'天然もの'と呼ばれているそうです。形はやや扁平で、表面はパリッとしており、割ってみると皮が薄いのが特徴です。行列必至。

腰塚のコンビーフ

お土産に最適です。柔らかで臭みのないコンビーフはあったかいご飯に乗せて食べるのがおススメです。最高のご飯のお供になります。

東京「谷根千」おススメスポット10選 まとめです

谷中霊園

谷中七福神

谷中銀座商店街

旧岩崎邸庭園

根津神社

谷根千界隈の坂道

お洒落な雑貨屋さん

菊見煎餅総本店

カヤバ珈琲

はん亭

食べ歩き・お土産

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