愛媛松山観光するならココです。おススメ観光地12選

日本全国津々浦々住み歩き食べ歩いた経験を発信しています。今回は四国は愛媛県の松山です。第51回甲子園高校野球の延長18回引き分け再試合の伝説「松山商業VS三沢(青森)」の激戦をいまだに思い出すのは私だけでは無いはず。
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愛媛県松山市

松山市は、四国・愛媛県の中部にある県庁所在地です。松山の生んだ俳人・正岡子規が「春や昔十五万石の城下かな」と詠んだとおり、松山城を中心に発展した歴史ある旧城下町です。日本書紀や万葉集にも登場する歴史のある名湯・道後温泉があることでも有名です。夏目漱石の『坊ちゃん』や司馬遼太郎の『坂の上の雲』など、この地を舞台に描かれた名作もあり、ゆかりの地を巡る観光も楽しめます。「コンパクトシティ構想」の街で、商業施設や公園、美術館などが中心部に集中していて、観光しやすいのも魅力です。そんな松山の観光で、絶対に行きたいおすすめするの観光スポットを紹介します。
松山城

はじめに紹介する松山の観光スポットは「松山城」。松山市の中心にそびえる、松山のシンボル的存在が松山城です。標高132mの勝山の山頂に築かれた、全国に12しかない現存していない天守を持つ城郭で、国の重要文化財に指定されています。広大な敷地には、ロープウェーや1人乗りのリフトが運行しているほか、ウォーキングコースやトレッキングコースもあり、多くの観光客に親しまれています。夜間は、白色光で天守が美しく照らされ、雄大な姿を見られます。
萬翠荘(ばんすいそう)

松山城山の南麓に、旧松山藩主・久松定謨(ひさまつさだこと)伯爵の別邸として、1922年に建てられた洋館です。社交の場として各界の名士が集い、皇族の立ち寄り所としても使われました。大きなステンドグラスの窓に向かって伸びる大階段、エレガンスな調度品や名画の数々など、優美な館内を鑑賞することができ、観光客の目を楽しませています。コンサートや作品展などのイベントも多く開催されています。
坂の上の雲ミュージアム

文豪・司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』をテーマにしたミュージアムです。小説の舞台が松山市内に点在しており、その観光の拠点として建てられました。登場人物や明治時代に関わる資料が豊富に展示されています。
日本を代表する建築家・安藤忠雄がデザインした斬新な三角形の建物は、鑑賞するだけでも価値があります。松山市内の中心部にあり、松山城や晩翠荘と合わせて観光したいスポットです。
石手寺(いしてじ)

JR・松山駅からバスで15分ほどにある、聖武天皇の勅願によって建立された四国霊場第51番札所です。四国お遍路を始めた衛門三郎ゆかりの寺としても有名です。境内には、長い洞窟を通ることで胎蔵界と金剛界を体感できるといわれている「地底マントラ」があります。参道では、焼き餅やじゃこ天の屋台や土産物店がにぎやかに並び、四国遍路八十八ヶ所霊場の中でも、観光客が多く訪れる寺です。

愛媛県美術館

愛媛県美術館は、モネやセザンヌなどの西洋絵画をはじめ、松山が生んだ近代グラフィックアートの先駆者・杉浦非水、星新一の小説の挿絵で有名な真鍋博のイラストなど、1万点以上の収蔵品を誇る美術館です。国内でも数少ない、版画・木工など利用者が自由に創作活動をできる無料アトリエスペースがあります。子供が自由に物語を創作できる「布絵の森」スペースもあり、家族みなが美術に親しめる観光スポットです。
東雲神社(しののめじんじゃ)

松山城山の東の裾野に鎮座する神社で、1823年に松平松山藩の11代藩主が設営しました。201段ある急な石段を上ると、静寂に包まれた厳かな拝殿が現れます。かつては能舞台で「東雲能」が演じられており、今も能面153面、能衣装110点などが収蔵されています。毎年4月「東雲さんのお能」が復活開催されており、お茶会や宝物殿も公開されています。松山城の桜観光とともに、能鑑賞も楽しめますよ。
奥道後温泉

道後温泉から、さらに山間へ車で15分行ったところにある巨大温泉施設です。客室総数は300室を超え、松山で最大規模の温泉です。四国では珍しい単純アルカリ性硫黄泉を、かけ流しで堪能できます。目玉は、西日本最大級の大露天風呂です。ほかにも、男女各7種の異なる浴槽で、心ゆくまで温泉を楽しめます。周辺の遊歩道では、春は桜や藤、夏はさつき、秋は菊や紅葉など、四季折々の花の景観を観光できます。
太山寺(たいさんじ)

JR・松山駅からバスと徒歩で50分ほど行った、のどかな集落の中の小高い山にたたずむ寺です。四国八十八ヶ所霊場の第52番札所です。長く続く石畳の参道、急な石段を過ぎると現れる茅葺屋根の本堂は、開基・真野長者(まのちょうじゃ)が一夜にして建てたという伝説が残り、真言密教では最大級の規模で、国宝に指定されています。重要文化財の仁王門、法隆寺夢殿と同じ太子像を祀る聖徳太子堂など、見どころも多い観光名所です。
愛媛県は降水量が少なく、穏やかな気候で晴天が多く1年中観光を楽しめます。ただ春から梅雨期にかけては周囲が必要で、瀬戸内海を中心に濃霧が発生したり台風が付かしたりするなど、気象現象は複雑になります。ベストシーズンは台風などの落ち着き、気温も下がって過ごしやすくなる秋です。この季節には有名な「愛媛みかん」の旬にあたり、果物狩りも楽しめます。
以上おススメ観光地8つご紹介しました。この後は、ロケ地、グルメ、お土産のご紹介です。
主なロケ地

夏目漱石の「坊ちゃん」をはじめ、司馬遼太郎の「坂の上の雲」、片山恭一「世界の中心で愛を叫ぶ」など愛媛県を舞台にした文芸作品は多く、これらが映画化されたときのロケ地にはもちろん愛媛県の街が使われました。またテレビドラマでは当時社会現象とまで言われた90年代を代表するドラマ「東京ラブストーリー」のロケが行われた、伊予鉄道高浜線の梅津寺駅が有名で、ホームのすぐ向こうに広がる瀬戸内海の絶景を楽しみながら、懐かしいドラマの世界に浸れます。
愛媛の郷土料理・ご当地グルメ

瀬戸内海に面する愛媛県は真鯛の生産量が多く、真鯛は愛媛県の県魚として親しまれています。郷土料理でも真鯛の刺身を、だし汁、しょうゆ、酒、卵黄などで作ったタレと混ぜて、薬味とともにご飯にのせた「宇和島の鯛めし」が有名です。

小魚を骨ごと皮付きのまますり身にして、そのまま油で揚げた「じゃこ天」もご当地グルメとして人気があります。デザートには穏やかな気候が育んだ、みかんやいよかん、キウイフルーツなどの果物を是非お試しください!
愛媛のお土産・伝統工芸

愛媛と言えばやっぱりみかん!ということで、お土産にもみかんジュースやみかんゼリー、みかんを使った調味料やみかん大福、それにみかん石鹸まで、本当にいろんな種類のみかん製品が迷うほど揃っています!

みかん以外のお土産では、道後温泉の「坊ちゃんだんご」や松山の「六時タルト」などの地元の銘菓、「宇和島鯛めしのもと」などが定番です。また高品質なタオルとして知られている「今治タオル」は、喜ばれるお土産ナンバーワンです。

専門はワインなのです。
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