吉祥寺のオススメなスポット、ハモニカ横丁 案内図面

日本全国津々浦々、住み歩き食べ歩いた経験を発信しています。特に学生時代から居住していた地域、吉祥寺のグルメを語ってみたいと思います。吉祥寺のグルメを語るには「ハモニカ横丁」を外せません。ハモニカ横丁に特化します。
目次
ハモニカ横丁とは

吉祥寺駅の北口に、戦後の闇市から出発した昭和の匂いがぷんぷん漂う迷路のような入り組んだ狭い路地があります。通称「ハモニカ横丁」。チープな料金でありながら、話題のグルメが豊富にある飲食店が軒を連ねます。ちょいと一杯ひっかける粋な親父ギャルやサラリーマンや爽やか?な青年たちで連日大賑わい。居酒屋というかなんというか、はしごしたくなるようなお店が目白押しです。絶妙に進化し続ける憩いの場でもあり、定期的な情報の更新をしていく必要がある愉快なテーマパーク的なノリであふれています。
ハモニカ横丁図面
この図面はなかなか手に入らない代物です。これがあれば何となく位置関係がわかると思います。・・・・・いや、実際はこれがあってもお店にはたどりつけないかもしれません。言い換えれば、辿り着かないから面白いのです。常連さんであれば別ですが。なお、冒頭に述べましたが、「進化し続けている街ですので、この図面も微妙に変わる可能性があります、というかすぐ変わってしまいますので、あくまでも参考程度に取り扱いください。イベントも多いのでレイアウト変更なんて毎週ありますから。
ハモニカ横丁吉祥寺図面

ハモニカ横丁三鷹図面

各お店の紹介をしましょう。まずは鉄板の「てっちゃん」です。じつはオーナーの名前からネーミングされてます。吉祥寺のドンですので名前は出せませんが、通っていれば必ず出会えます。手○○社長です。
てっちゃん


ハモニカ横丁と言えばココですよ。メイン通りの中央通りを入ってすぐ左。隈研吾内装、テリージョンソンのイラストでポップな焼き鳥屋です。
妻有ポークとは、「つまりぽーく」と読みます。新潟県の魚沼地区(魚沼コシヒカリのお米で有名な豪雪地帯)を旅したオーナーてっちゃんが出会った、抗生物質無使用の安心安全な旨味と脂身のくせが「全く無い」むっちゃくちゃ美味しい豚肉を使ったシュウマイです。騙されたと思って食べてみて!一押しです。こんな目に見えない食材をさりげなく提供するのが、「ハモニカ横丁」の特徴でもあります。
帰宅途中に焼き鳥や小皿で1杯飲むおひとり様もいて、気軽に飲めるのが便利。
お酒はカクテルなどはなく、ビールやハイボール、ホッピーなどストレートなものが主流。まるで氷のような1階のテーブルは、光が当たって、お酒もより美味しく見えるようです。
ハモニカキッチン

てっちゃんの向かいにある姉妹店、てっちゃん同様人気のお店です。1階はカウンターで2階はテーブル席、透明ビニールテントを貼ったような屋上テラス席が最上階。店内に漂うアジアの雰囲気が不思議と落ち着けます。
手作りチャーシューやエビシュウマイなど、本格的な中華メニューも多いですが、焼きとんや手羽先も人気。カウンターにどんと置かれた生ハムにも惹かれるし、小皿で頼めるから取りすぎてしまいそう!
ホッピーや生ビール、フルーツジャー、めったに飲まない紹興酒などもあり、いくつもチャレンジしてみたくなります。
ミュンヘン
ダイヤ街からもハモニカ横丁からも入れるビアホール。モーニングや野菜豊富なランチビュッフェも人気のオールマイティなお店です。お米は十日町産の魚沼コシヒカリを使用しており、味はお墨付き、大評判です。

実はワインの自社輸入もてがけており、とてもリーズナブルで美味しいワインも提供してくれます。
ビールをジョッキで飲むと、定番のソーセージやアイスバイン、塩気のあるハムなどが食べたくなりますね。こちらは手作りハムの盛り合わせ。
カフェ モスクワ

スペインバルをイメージしているけれど、名前は「カフェ モスクワ」。中央通りを奥に入って右手。小じゃれた店内には若者が多いかと思いきや、ご近所風の老紳士や、仕事帰りのサラリーマンまで、幅広い客層で賑わっています。
1階は壁を取っ払った鉄骨むき出しで、赤をメインカラーにしたスタンディングバー。2階は小さな丸テーブルが置かれたゆったりスペース。暖かい季節になると、3階の屋上も開かれます。
同系列の「FOODLABO」で購入したワインは持ち込み可。野菜の甘さが引き出された串焼きを、お気に入りのワインと一緒にいかがですか?
チャージ料がないので、サクッと飲んで次に行ってもいいけれど、隣の人の料理を見て、ついつい頼みすぎてしまったり。ブラックオリーブのピザなどは、シンプルだけどオリーブの塩気でお酒が進みそうです。
あひる ビアホール
カフェモスクワの前。こちらでも購入ワインの持ち込みOK!黄色いアヒルにつられて、ふらりと立ち寄りたくなるスタンディングバー。テーブル席は、階段を上って2階へどうぞ。
ちょっと贅沢な気分になれるローストビーフサラダ。期待以上のボリュームで満足感たっぷり!
ビールも日本酒も色々ありますが、ずらりとワインが並ぶ姿を見たら「やっぱりワインを」という人も多いようです。
ニワトリ
のれん小路の中ほどにある串焼き屋。1階はコの字カウンター、2階も小さなカウンター形式で、通りを眺めながらお酒が飲めます。
店内ではニワトリが見守っています。ハモニカ横丁は、こんな動物モチーフの棲息度が高いのでしょうか?
串焼き専門店ではありますが、くるみパンにつけて食べる鶏レバーのパテも人気のようです。
ビール、焼酎、ワイン、カバ、ウイスキーまで揃っていますが、種類豊富なのは日本酒。並々と注いでもらってすする一口目は最高
エイヒレ
朝日通り中ほど。和食中心の飲み屋ですが、店内はポップなインテリア。1階はオープンカウンターの立ち飲みオンリー、2階は2名掛けのテーブル席とタイルモザイクのU字カウンターがあります。
魚料理が中心ですが、ラムチョップも定評の高い一品。がぶりと勢いよく噛みつきましょう。
やっぱり外せないの刺身も。魚料理が多いだけに、日本酒もバラエティ豊か。テイスティングも行われているようです。
エプロン
仲見世通りを入って右側。木枠と大きな窓が目印のおしゃれな割烹。横丁の他のお店と比較しても落ち着いた雰囲気です。
料理は、おでんや刺身などの日本料理が中心。こちらは牡蠣と春菊のおでん。旬の味が出汁に染み出ています。
焼酎やウイスキー、ワインなどもいいですが、やっぱりここでは種類豊富な日本酒を。
ミシマ
カフェモスクワやアヒルビアホールと通りを挟んで向かい合うお店。公園口から引っ越してきて、すっかり横丁の人気店のひとつになりました。2面が天井から床までガラス張りで、他のお店を垣間見ることもできるかも?
気取らない雰囲気ながら、しゃれた店内で割烹の味が楽しめます。刺身の盛り合わせも何となく品のある盛り付け。築地から仕入れるという素材を組み合わせたオリジナルの一品です。
イカの塩辛をつまみに、カウンターでちびちびお酒を飲むのも癖になりそうな心地よさ。お酒は、各種ある中から常連さんが選んでくれることも!?
コパンダ
のれん小路の角に、屋台のようにあるオープンなお店。店名通りお店のあちこちにはパンダのグッズやイラストが。カウンターとその後ろにテーブル席が3卓ほどあります。
屋台風の外観からは予想できないほど、料理は手が込んでいます。こちらは燻製卵のポテトサラダ。燻製の香りと香ばしいオニオンチップが、ポテトサラダとベストマッチ!真似したい美味しさです。
おつかれセットは、好きな飲み物1杯とおまかせおつまみ3品がついてきます。ちょっと1杯飲みたい時に、十分すぎるほどのおつまみの量。
コパンダならではのパンダのカップ!思わずお持ち帰りしたくなるかわいさです。
居酒屋花ちゃん
花形さんがやっている居酒屋花ちゃん。場所は、祥和会通り沿い。中に入ると、常連客と初めてのお客が溶け合ってくつろいだ雰囲気です。
評判の高い一品、塩モツ煮込み。ギトギトしていなくて、ほっこりできるお味。花ちゃんの雰囲気そのものです。
家で自分でも作れるけれど、居酒屋で食べると美味しさ倍増の赤たこウインナ。愛すべき懐かしの味です。
美舟
中央通沿い。やきとりの提灯に隠れるように美舟の暖簾。気づかないまま通り過ぎてしまいそうですが、こちらが芥川賞受賞作『火花』に登場した居酒屋です。中はお座敷が広がる古き良き時代の居酒屋。2階は貸切もできます。
壁にびっしり並んだお品書きに何気なく書かれたカンガルー唐揚げ。あまりに唐突ですが、クセもなく美味しく食べられます。
こちらはキラス。酢飯の代わりにおからで梅肉を巻いた海苔巻きで、お酒にぴったり。他にも納豆など、数種類あるようです。
ドリンクも色々あります。にんにく酒はにんにくの辛みや臭みはほとんどなく上品な味わい。こちらの昆布酒は、酸味があるけれどさらっとしていて飲みやすい味です。田楽山
ハモニカ横丁のれん小路コパンダの上。看板が気になったら、是非中へ。酔っていたらちょっときつい急階段に「頂上まであと一歩」の文字も。階段を上り切るとL字型のカウンターがあります。
豆腐にネギや桜エビを乗せ、熱々の油をかけたバカうま豆腐。お酒が進む味です。
吉祥寺、井の頭公園 / 居酒屋、郷土料理(その他)、カレー(その他)住所東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-4 ハモニカ横丁内営業時間18:00~翌6:00定休日無休平均予算
おふくろ屋台 1丁目1番地
仲見世通りから入り口を入ると狭い階段がそびえていて、2階、3階、屋上へと繋がっています。2階には5畳程度の広さの店内にカウンターがあり、3階は靴を脱いでこたつを取り囲む8人位のスペース、屋上は横丁が俯瞰できるビアガーデンのよう!?
冬に人気の3階では、他のグループとこたつを共有することになりますが、不思議と気にならないのは、リラックスしたお店の雰囲気だからでしょうか。
牛すじ煮込みや焼きビーフンなど豊富なメニューの中でも、頼むまでどんなものが出てくるかわからない名前も。例えばこれ、「秘書課の花ちゃん」。焼きスパムと目玉焼き、下にはレタスと水菜が敷いてあります。他にも「矢澤課長」とか「カチカチ山」とか、よくわからないと全部頼んでしまいたくなりませんか?
実はワンコインランチも人気。しっかり4種類も副菜が付いてきて、お得感抜群です。牛すじカレーも人気。
ドリンクも、ビール、焼酎、ワイン、地酒まで一通り。知らない人と盛り上がって、思わず頼み過ぎてしまうかも!?
万両
おふくろ屋台一丁目一番地の下。こちらは、夕方からの開店です。屋台に座る気分で気軽にビニールカーテンをくぐると、カウンターと後部座席という不思議な配置。
カウンターではおでん鍋が鎮座し、後部座席までいい匂いを運んできます。イカと大根の煮込みもいい味出してます。
日本酒は多摩自慢のみ!そのシンプルさがホッとしたりもします。
ささの葉
40年ほど前から、ハモニカ横丁の移り変わりを見守ってきた居酒屋。1度座ってしまうと、その魅力にはまって常連になる人も多数とか。
メニューはなく、ガラスケースを見たり、その日のおすすめを聞いて頼む仕組み。焼き魚や煮魚など、魚はどれも外れがないと言われますが、誰もが太鼓判を押すのは刺し身。新鮮な旬の魚が豪快に盛られてきます。但し、量が多いので要注意。
「ささの葉では刺身と司牡丹!」と言われます。こちらで出される司牡丹は、高知でしか出回らない貴重な種類とか。そう言われたら、頼むしかないでしょう。
ビールはエビス。冷えたビールか常温か選びます。マスターのお薦めは常温とか。鯛を2匹を持つ瓶が出るとビールもう1本サービス!?
みんみん
中央通りの中ほど。2017年で創業36年目、一日中客足が途絶えることのない人気店です。餃子の持ち帰り用に長い行列ができることも稀ではありません。
シンプルな中華そばもいいですが、絶対外せないのは皮も手作りの大きな餃子。かぶりつくと、パリっとした厚めの皮はモッチモチ。肉汁が溢れ出てきて、タレがなくても何個でも食べられそうです。
瓶ビールは冷えたグラスが逆さまにかぶされて登場。熱々の餃子をハフハフ言って食べながらビールを飲む幸せは、他のものには代えがたい!?
ポヨ

駅から歩いていくと、ハモニカ横丁の「ハ」の文字の横にローストチキンの看板。言わずもがなローストチキンが売りですが、ハンガリーシチューなどインターナショナルなメニューも揃っています。
ローズマリーがかぐわしいローストチキンは、包丁で簡単に切れるほどに柔らかく仕上がっています。ポテトなどの野菜もほくほく!
特に寒い日に人気のハンガリーシチューは、色とりどりのパプリカと牛スジ肉入り。濃い目に仕上げ、量たっぷり。
ドリンクは、例えばスミノフレモネードを。ほどよい甘さで、ちょうど良い小休止。
ハモニカ横丁まとめです
ひとりで好きなように一杯飲む人もいれば、ひとりで飲んでいたのにいつの間にか隣にいた人とはしご酒をする人もいたり、誰もが好きなように過ごせるのがハモニカ横丁の良いところ。1度でとても回りきれない横丁の居酒屋は、2回、3回と通ううちに魅力も増してくるはず!横丁初心者も楽しめるハモニカ横丁で、自由気ままにお酒と美味しいおつまみを堪能してくださいね。
私の専門はワインなのでした。
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