デイサービスなのに血圧が高くて入浴できない

本稿は、提携先のヘルスケア情報サイト「毎日が発見ネット」より、有益な情報を参考にしてしてお届けしています。

今回は、介護中の悩み事、デイサービス中の入浴についてです。

せっかくのデイサービスなのに…血圧が高くて入浴できない日が続く

山田あしゅら 記事更新日:2019.03.11

こんにちは山田あしゅらです。

『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。

前回の記事:ちょっと目を離したスキに…認知症の義母が○○食べちゃった!/山田あしゅら

人は年を重ねることによって

体調にも様々な箇所に支障が現れてきます。

それまで血圧に関してはそれほど問題のなかった義母でしたが

時折とても高い値が出るようになりました。

しかも不思議なことに

毎日が発見ネット:山田あしゅら
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病院では正常値なのに

デイサービスで測ると何故だか高くなることが多く

入浴できずに帰ってくることがたびたびとなっていたのです。

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もっとも、デイサービスではバイタルチェックが欠かせません。

デイサービスに通うようになって、こまめに体調管理をしてくれるからこそ

血圧の変動に気づけたともいえるのかも知れません。

デイサービス側としてもなるべくお風呂に入れる方向で

何度も再検しては様子をみてくれるようですが

何せ高齢者のこと。無理はさせられず

リスクを伴う入浴は慎重にならざるをえないようです。

しかし、血圧というのは案外不安定なもの。

家での測定でも高めな時があり

心配していたところ

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ちょうど家にいた次男が

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と、助言してくれました。

試してみると…

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高齢者の血圧って

本当によくわからないものです。

ただ

何日もお風呂に入れないのは困ります。

安定した時を見計らって

こそっと家でお風呂に入れることにしました。

それにしても

デイサービスに行ったときに

血圧が上がるのはなぜでしょう?

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血圧高めでも

ご本人はいたって元気なんですけどね。

山田あしゅらさんの過去記事はこちら!

山田あしゅら

指定難病及びうつ病の義父(太郎)と認知症の義母(はな子)の介護の日常を アメーバブログ「13番さんのあな―介護家庭の日常」にて綴り始めて10年近く。 山田家介護のキーパーソンでもある50代主婦。

2017年現在、現在義父は88歳・要介護3。入院をきっかけに2017年7月、老健へ入所。 義母は92歳・要介護4。週5日のデイサービスなどでしのぎながら在宅にて介護をしている。 同居家族は夫(としお・60代・会社員)長男(一郎・30代・会社員)。 このほか結婚して独立した次男(二郎・20代・鍼灸接骨院経営)とそのお嫁さん(さくら・看護師)孫(きんとき・2歳)一人暮らしの三男(三郎・20代・会社員)と結構賑やか。 これらの日常をもとに著書『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を2017年7月に出版した。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。

※記事に使用している画像はイメージです。

血圧

記事更新日:2018.05.01 ■血圧値の目安
 基準範囲を求めるのではなく、いままでの健診データなどから将来の脳梗塞、心筋梗塞、腎不全などを発症する危険を考え、下記のように分類されています。

高血圧 分類表

分 類収縮期血圧
(最大血圧)
拡張期血圧
(最小血圧)
正常域血圧至適血圧<120かつ<80
正常血圧120~129かつ/または80~84
正常高値血圧130~139かつ/または85~89
高血圧Ⅰ度高血圧140~159かつ/または90~99
Ⅱ度高血圧160~179かつ/または100~109
Ⅲ度高血圧≧180かつ/または≧110
(孤立性)収縮期高血圧≧140かつ<90

(日本高血圧学会編 高血圧治療ガイドライン2014より)
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血圧のはかりかた

記事更新日:2018.05.01 20:25 血圧をはかるには、ふつう、血圧計を使います。一定の幅のマンシェット(布がかぶせてあるゴムのふくろ)を上腕(二の腕)に巻き、マンシェットの中の空気の圧を高めて上腕を締めつけ動脈内の血液をとめます。ついで、すこしずつゆるめて血流の起こり始めるときを聴診器で聞き、それが最大血圧です。最小血圧は、聴診器では音が聞こえなくなる時期に一致します。マンシェット内の圧は、水銀柱またはアネロイド計につないではかります。

 最近では聴診器を用いないで音を感知する機械や、カフ圧の脈圧による圧振動を分析して血圧を測定する(オシロメトリック法)装置が内蔵され、自動的に血圧が表示されるものも用いられています(自動血圧計または電子血圧計)。
 現在市販されている家庭用の血圧計は、このような電子血圧計が主流を占めています。測定精度に関する信頼度は、おおむね満足すべきレベルです。また、カフを上腕に装着する機器が標準で、手くびや指にカフを装着して測定する機器は、誤差が生じやすくすすめられません。家庭用血圧計で測定した値が、医師にはかってもらった血圧値と大きく食い違っているときは、一度医師にチェックしてもらってください。
 健康成人の至適血圧は、安静にしているときに最大血圧が120mmHg未満、最小血圧が80mmHg未満、正常血圧は最大血圧が100~129mmHg、最小血圧が60~84mmHgとなります。
 血圧は、ほぼ一定に保たれるとはいえ、時々刻々変動するものです。息を吸うときと吐くときでも違います。ふつう、睡眠中に下がり、朝、床の中ではかると低いものですが、起きて活動をはじめると、高くなります。座った姿勢と、寝たときでも血圧の変化がありますし、食事や運動などでも、もちろん上がります。ことに、精神的な影響を受けやすく、緊張すると上がります。たとえば、はじめての医師にかかるので、心配しているようなときには、血圧が高くなることがあります。ですから、血圧をはかるときは、平静な状態ではからないと、高くなりやすいのです。何度も深呼吸したりして、安静にしていると下がってくることが多いものです。
 高血圧は、わが国でもっとも多い病気の一つであり、いったん発症すると慢性化し、治療・管理がわるいと、脳卒中、心不全、腎不全などの死因となる余病を起こすものですから、機会があれば血圧の正しい測定方法を習っておき、できれば、職場や家庭に血圧計を備えて、なるべく頻繁に、おたがいに測定し合い、その記録を主治医に見せて相談するのがよいでしょう。
 測定は朝起きて1時間以内と寝る前に、座って1、2分安静にしたのちに測定します。朝の測定は排尿をすませ、食事や服薬の前におこないます。測定する場合には、正確でなければならないので、十分な指導を受け、まちがいやすい測定の誤差などについても知っておきましょう。病院などで医師や看護師に測定してもらうとき、自分で測定した値(なるべく同じ時間に測定する)と常に比較し、自分の血圧計を持参して、確かめてもらうのがよいでしょう。

日本高血圧学会

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内容説明

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